椰子の高さを配信している動画配信サービス

『椰子の高さ』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

椰子の高さ
動画配信は2025年12月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

椰子の高さの作品紹介

椰子の高さのあらすじ

ペットショップで働く菅元(すがもと)は、ある日、日本料理店に勤める恋人・青木(あおき)が、料理中に魚の腹から見つけた指輪をきっかけに、結婚を約束する。 しかし、新婚旅行を目前に、ふたりの関係は唐突に終わりを迎えた。失意の中、彼女が向かったのはふたりで行くはずだった目的地——四国の果て〈足摺岬〉。そこで立ち寄った足摺七不思議のひとつ「地獄の穴」に、指輪を落とす——。 そして旅の途中、彼女は恋人と泊まるはずだった宿で、店主の持田(もちだ)と出会う。彼はかつて恋人だった写真家・凛(りん)を自殺で亡くし、その面影を抱えながら、町に留まり続けていた。一つの結婚指輪が引き合わせたふたりの心に宿る、“喪失”という同じ痛み。やがて言葉を交わすうちに、止まっていたそれぞれの時間が、ゆるやかに動きはじめる。 答えはどこにもない。それでも、世界は——少しずつ前へ進んでいく。

椰子の高さの監督

ドゥ・ジエ

原題
The Height of the Coconut Trees
公式サイト
https://yashinotakasa-movie.com
製作年
2024年
製作国・地域
日本
上映時間
99分
配給会社
ギークピクチュアズ

『椰子の高さ』に投稿された感想・評価

para
-
ドゥ・ジエ監督とキャスト4名のQ&A付き

ベースに千賀健史氏の自死に関するレポート?があるらしい。

キャストによると幽霊の捉え方は中国と日本では異なるようで撮影にあたりディスカッションされたそうな。


以下は映画の本筋ではないのだが、
日本人の監督ではなくてもキャストは日本人なので…
カメラのアングルの関係でそう見えただけかもしれないが、敷居と畳の縁は踏まないでもらいたかったかな。(自室ならまだしも寺だし)

東京フィルメックス2024
自死について…

ベテラン撮影監督だけあって、すぐ惹き込まれた✨
興味をそそる画作りに、おぉ〜と。
ただ、物語性には惹かれなかった💦
終盤、自死について語り合うシーンも長過ぎたような…💦
生きてるのか死んでるのか、その判断に余白があったのは面白かったけどね✨
1.0
【虚構的死を共に歩き、現実的死を独りで追う】
セラピーのような空間、仄暗い場所で練炭自殺を図ってしまう人の心理が語られていく。「死にたい」と思う者が場所や方法を求めて彷徨う。追い詰められた者は「自殺」をいかに肯定するかに囚われる。世界はそう簡単に滅亡するわけではない、飛び降り、首吊り、様々な方法があるが実行に移そうとしても本能的に制止してしまう。怖い、辛い、痛いといったイメージによって未遂に終わる。このようなトライ&エラーの中で「寝ている間に死ねるだろう」という希望に身を託すよう「練炭」が選ばれるのであろう。実際には一酸化炭素中毒による息の締まるような痛みがあるにもかかわらず、それを見なかったことにし、最後の選択をしてしまう。希死念慮に対する想像力を掻き立てる冒頭があり、映画は2つの物語を螺旋構造として編み込む。

ひとつは自殺した女性の生前と死後を時間軸入れ替えながら描く。もうひとつはハネムーン直前に破局を迎えるカップルの話だ。ふたつの物語は重なる部分があり、正直ひとつの話にまとめた方が良いと思いつつも、生と死、人と人との間にある分離を強調するためにこの演出が用いられたように思われる。

その中でも注目すべきは遊園地の扱いであろう。後者にてカップルは富士急ハイランドで破局を迎えることとなる。富士急ハイランドといえば「戦慄迷宮」「FUJIYAMA」などといった絶叫アトラクションを多く構える国内最恐の遊園地としてしられている。カップルは、廃病院を彷徨い、高速急旋回するFUJIYAMAに身投げする。これらアトラクションにおける恐怖は虚構であり、「死ぬことはない」保証を持ちつつもタナトスを満たすことができる。

一方で、自殺した女性の彷徨いは現実的なタナトスとなっている。人の気配が希薄な自然を彷徨う中で死に場所を求めている。虚構的廃墟として「戦慄迷宮」があるとするならば、彼女の歩む映画的ルックをも阻むような不明瞭な空間は現実的廃墟として機能しているだろう。

そして「自殺」と聞くと、パワハラ、貧困、政情不安などといった強烈な要因がトリガーとなっていると我々は無意識に思ってしまうだろう。しかし、本作では「孤独、そして他者の声が届かなくなった時に現実的死が囁く」と定義するため、要因は予想を裏切るものとなっている。

このアプローチこそ興味深いものがあり「自殺」といった強烈なテーマに対して真摯に向き合う姿勢が感じられた一方で構成に問題があると感じた。まず、「孤独、そして他者の声が届かなくなった時に現実的死が囁く」様を表現するために要因設計をしているわけだが、冒頭で詳細かつ生々しい自殺の過程が言及されることで、この普遍的要因に説得力がなくなってしまっている。結局のところ失恋で自殺にいたるのなら、関係性による要因が描かれるべきなのだが、それが皆無なので、彼女がなぜ自殺を選ばなければならないのかが分からない問題がある。無論、その分からなさこそが『椰子の高さ』における重要な部分ではあるのだが、説明不足だといえる。

また、私が登場人物の顔を覚えるのが苦手なこともあってか、最初は一組のカップルの話だと思い込んでいたところにある。映画を観終わってあらすじを確認して驚いたわけだが、1組のカップルの話と捉えても全く支障がなかったため、あえて2組の話にする必要はあったのかと感じた。分けてしまったことで虚構的廃墟としての「戦慄迷宮」と現実的廃墟としての田舎との結びつきが弱まってしまったように思えた。

そして最後に、本作のQ&Aにて本作におけるアスペクト比が特殊なものとなっている件について観客から質問が出ていたのだが「感覚」でやっていることを知りガッカリしてしまった。この手の社会派ドラマにおいて、構図やアスペクト比は理論的であるべきだと思っており、ましてや杜杰監督は撮影出身ということもあり期待の質問であったのだが、感覚だと知りすっかり落胆してしまった。

※Xでまさかの杜杰監督からフィードバックが欲しいとリプライもらったので、noteにてガッツリ書きました▽
https://note.com/chebunbun/n/n5d899b829953

P.S.そのあと、監督からトークショーしないかとこれまた長文のメッセージ来たのでやり取りしたのだが、私にメリットなかったのと、普通に怖くなって、断り、ブロックした。

『椰子の高さ』に似ている作品

わたくしどもは。

上映日:

2024年05月31日

製作国・地域:

上映時間:

101分

ジャンル:

配給:

  • テツヤトミナフィルム
3.2

あらすじ

「生まれ変わったら、今度こそ、一緒になろうね」。名前も、過去も覚えていない女(小松菜奈)の目が覚める。舞台は佐渡島。鉱山で清掃の仕事をするキイ(大竹しのぶ)は施設内で倒れている彼女を発見し…

>>続きを読む

夜を越える旅

上映日:

2022年10月21日

製作国・地域:

上映時間:

81分
3.3

あらすじ

漫画家志望の春利は、大学を卒業しても夢を諦めきれず、同棲中の恋人の半ばヒモ状態。そんな後ろめたさから逃げ出すように、学生時代の友人たちと1泊2日の旅行に出かけるのだが、その最中、応募してい…

>>続きを読む

フィクティシャス・ポイント

上映日:

2025年05月16日

製作国・地域:

上映時間:

68分

配給:

  • Cinemago
3.7

あらすじ

「ひとたび筆を走らせれば、誰かの人生が始まる」 久坂部碧は、ある幻影に囚われていた。光に溢れた教室、その窓辺で本を読む青年、「漣聖司」と書かれた檸檬色の栞。どれも身に覚えがない。しかし碧は…

>>続きを読む

伽揶子のために

製作国・地域:

上映時間:

117分

ジャンル:

配給:

  • 松竹
3.5

あらすじ

10年ぶりに父の親友・松本を訪ねた在日朝鮮人の相俊。松本には日本人の妻と高校生の少女がいたが、相俊は少女を知らなかった。翌年再訪すると、少女は日本人の両親に捨てられ、朝鮮人の松本が拾い、朝…

>>続きを読む

NINIFUNI

上映日:

2011年06月11日

製作国・地域:

上映時間:

42分
3.3

あらすじ

殺風景な地方都市。だだっ広い国道を、轟音をたてて車が走り去って行く。1つの事件が起こる。事件に関与した青年は、奪った車で国道を彷徨いつづける。彼がそこに生きていることなど誰も気づいていない…

>>続きを読む

COME & GO カム・アンド・ゴー

上映日:

2021年11月19日

製作国・地域:

上映時間:

158分
3.6

あらすじ

桜の花の蕾が膨らんで、満開の季節の訪れを誰もが感じている大阪・キタ。中崎町にある古い木造のアパートで、白骨化した老婦人の死体が発見された。警察は実況見分で、アパートの周りの捜査や関係者へ事…

>>続きを読む