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ザ・ルーム・ネクスト・ドアの作品紹介

ザ・ルーム・ネクスト・ドアのあらすじ

重い病に侵されたマーサ(ティルダ・スウィントン)は、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会し、会っていない時間を埋めるように病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み自らの意志で安楽死を望むマーサは、人の気配を感じながら最期を迎えたいと願い、“その日”が来る時に隣の部屋にいてほしいとイングリッドに頼む。 悩んだ末に彼女の最期に寄り添うことを決めたイングリッドは、マーサが借りた森の中の小さな家で暮らし始める。そして、マーサは「ドアを開けて寝るけれど もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にはいないー」と言い、最期の時を迎える彼女との短い数日間が始まるのだった。

ザ・ルーム・ネクスト・ドアの監督

ペドロ・アルモドバル

原題
La habitacion de al lado/The Room Next Door
製作年
2024年
製作国
スペイン
上映時間
107分
ジャンル
ドラマ
配給会社
ワーナー・ブラザース映画

『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』に投稿された感想・評価

健一
2.5
あなたはきっと たえまなく流れる。





近年 短編作品 の劇場公開が続いたスペイン🇪🇸の巨匠
ペドロ・アルモドバル監督。
『もう、長編映画は撮らないのでは?』と ちょっと心配になっていたのですが。
なんとニューヨークを舞台にオスカー女優ふたりを起用してワーナー・ブラザース配給で新作を発表!😱

御歳75歳!今尚 新しい事に挑戦し続けるペドロのこの英語圏作品は昨年(2024年)のベネチア国際映画祭にて金獅子賞を受賞🏆
ある記事には『20分間の拍手喝采を浴びた』と書いてあったが 20分間も拍手できる?😅👏

ティルダ・スウィントン と
ジュリアン・ムーア。
まさに映画界の 重鎮。 女帝。
初共演。 だよね?🤔
このふたりの共演。見逃すワケにはいかない。


さて本作 ⚠️ネタバレあり⚠️


う〜〜〜〜ん😞
これはペネロペ・クルスとセシリア・ロスあたりを使ってスペインで撮った方が良かったんじゃないかな?
今回のペドロ。ちょっと背伸びし過ぎちゃったのかも?
チャレンジ精神は買うよ。 もちろん。
しかし前作の「パラレル・マザーズ」のような『内なる力強さ』を全く感じなかった。😢

ティルダ と ジュリアン。
オスカー女優2人の熱演は文句無しに素晴らしかった。
脚本も決して悪くない。街並みも背景も良く撮れてる。
だけど なんだろ。私の中で燃え上がってくるものが何も無かった😕

単調にことが 進み過ぎ というか。
もっとティルダの過去のパートに力を入れてもいいような。
彼女の戦場での生き様がもっと反映されれば 死にゆく彼女 にもっと感情移入できたと感じた。
同じ『尊厳死』『安楽死』を扱った作品なら「海を飛ぶ夢」や「すべて うまく いきますように」の方が強烈で衝撃だった。

『尊厳死』。
自分の最後を自分で決められる日は来るのだろうか・・・
『尊厳死』と『自殺』を区別するのはとても難しい。
それは『本人』しか分からないのだから。
残される人々の事を考えるとやはりイタタマレナイ。

最後に(超絶ネタバレあり⚠️)・・・

娘を演じたのもティルダ?
そこは 違うんだよなぁ。 ペドロ!

彼女に似てる若い女優を起用してほしかった。

円熱味が増した今回のペドロ監督作。
初期作「アタメ」みたいな燃え上がるようなパワーは無くなってしまった。😞
しかし新作が発表されれば必ず劇場へ足を運んでしまう希少な ごひいき監督。

次回作で 爆発 してくれ‼️

長編でね!😅



2025年 2月3日 10:50〜
Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下(9F)
💺187席
客入り 4割くらい埋まってた。

ホントに今更なんですが・・・

ミポリンの名曲の一節を冒頭に使わせていただきました。

『死』を望む 者。

『死』が突如 訪れる 方。

『死』を恐れる 人。

途絶えることなく 続くさま
3.0
癌になり、自分の思うように死にたい患者と再会した友人2人の話

本作の主なテーマは安楽死であり、直接には触れないが、ニヒリズムを扱った作品でもある。

2役演じるのはティルダ・スウィントンらしいところですねww 彼女は娘役も自分で演じ、一応女優でもある本当の娘オナー・スウィントン・バーンはいるにも関わらずww

ダーク・コメディでは無いけど、コミカルな要素はあり、そこは死に対する感情的な気持ちのないスウィントンのキャラから見られる。

映像や撮影技術はものすごく綺麗で、色合いもすごく綺麗だった!ティルダ・スウィントン、そして特にジュリアン・ムーアに演技も素晴らしかった!

ヒューマンケア論の講義で学んだ、安楽死へのモラルを思い返しながら鑑賞していました。消極的安楽死は医師でも違法であるが、でもそうすることによって短い残りわずかの誰かの願いを叶えてあげれないってことにもなる。ここの難しいところを本作にもう少し触れて欲しかった

あと、もうちょっと感情的にに観客を惹きつける映画であって欲しかった。エンディングもあまりピンとこない終わり方で、満足は出来なかった

本作は監督のデビュー英語長編作品であり、それが理由なのかもしれないけど、セリフが不安定なところはあった。特にスウィントンのキャラ。

“I have practically held death in my hands, I never imagined it would be so light.“
「私は実際に死を手にしてみて、こんなにも軽いものだとは思わなかった。」

“You’re the only one who knows how to suffer without making others feel guilty about it.”
「あなたは自分が苦しんでいても、周りに罪悪感を抱かせない唯一の人だ。」








〜〜この先ネタバレ‼️‼️〜〜









悲劇の中に喜びを見つける

本作のもう一つの大事な点は、ジョン・タトゥーロのキャラクターであり、映画から読み取れるニヒリズムはほぼ全て彼からです。彼は終末論の講演者?なのかな?だからすでにニヒリズムなどの考えをするプロであり、彼の印象的なところは、世界が崩壊寸前の状況なのに、3人目の子供を持とうとする息子に幻滅しているところ。

気になったところは、もしかしたら制作のプロダクションがところどころ急ぎ足だったにでは?と問いかけたいシーンがあった。まずはフラッシュバックのシーンでスウィントンの夫が燃えてる家の中に入ろうとするシーンで、奥さんが止めようとするが躓いて転けちゃってるのはわざとだったの?あとはジュリアン・ムーアがセリフに詰まったところがあり、多分あれは意図的にではなく、普通のミスだったと思うけど、そのテイクが映画に採用されちゃってるw
5.0
【問いかけるもの】

静かに展開する物語だが、現代社会に投げかける問いは実は深く大きい。

ベネチア国際映画祭で金獅子賞を獲ったことは当然のように感じる作品だ。

ボスニア紛争での体験と、人の命とは何なのか考えたこと。

従軍記者が疑似家族を形成して移動するという過去の経験を通じて、家族とはいったい何なのか、家族の価値とな何なのか、ひとところに縛り付けられるようにとどまろうとすることにどんな意味があるのか考えること。

紛争を通じて生きたくても生きることが出来ない人が世界中に多くいるなかで、ガンが自分の命を奪う前に自ら選択することが出来るべきだという半ば信念のような考え。

中には、生きたくても生きられない人がいるとしたら、自ら命を絶つべきではないと考える人もいるだろうし、警官のように宗教的な考えが前面に出る人もいるだろう。

この作品は、自殺なのか安楽死なのかというテーマを掲げながら、僕たちに問いかけている気がする。

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