自分みたいな若造には入る隙もないほど熟達したズラシの映画。ジュリアン・ムーアが山荘の下の部屋を選ぶところからしてもうタイトルとズレる。ドアの開閉もティルダ様の生死とズレるし、死生観の違いから(又は死…
>>続きを読む自分ならどうしたい?安楽死はダメなこと?
治療をするとどんなことが起こるのかをいいこと、悪いことを含めて考える。わからなかったら医者に自分で聞く
医者は治療しなかったら死ぬと言うけどいつかは死ぬんだ…
"雪が降っている
寂しい教会の墓地や
すべての宇宙におぼろげに降り続く
かすかに降る雪
やがて来る最期のように
すべての生者と
死者の上に"
何という美しい完璧な映画。
(ティルダ・スウィントンの…
上質な映画ってこうゆう作品の事を言うのではなかろうか。
ペドロ・アルモドバル監督✖️ティルダと聞いたら絶対観ようと決めていたが、内容が内容だけに覚悟がいると思っていた。
確かに重く、辛い作品ではあ…
“人の気配を感じながら最期を迎えたい“
誰もが望む様な理想的な死
集中して好きな読書さえも出来なくなり、どう死ぬかを考える友人に希望や綺麗事は言えない
安楽死についても考えさせられる重いテーマでも…
実は父が元気だったとき、植物状態のように動けなくなったら、安楽死させてくれ、と言っていて、紙に書いて印までついて残していた。その後脳溢血で倒れ、さらに脳梗塞がおこり、意識がなくなり、かろうじて自分で…
>>続きを読む誰しも思うのではないだろうか
眠るように逝きたい、と、、
『ミリオンダラー・ベイビー』を観た時
彼女の選択が許せなかった
『海を飛ぶ夢』では
少し分かるような気がした
そして
今回、、
ティルダ…
「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」(2024)
ペドロ・アルモドバル作品は初めて。尊厳死を決めた女性と、彼女から「最期は隣の部屋にいてほしい」と言われた友人女性の物語。
【雑感】
・シリアスドラマで…
ペドロ・アルモドバル監督らしい、色彩。
その色を使って、
人々の心理状態を映すのが上手い。
誰でも必ず最後に受け取る死について。
監督のテーマである、人間の欲望や、
情熱、同性愛、家族もしっかり…
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