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くまをまつ
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目次

くまをまつの作品紹介

くまをまつのあらすじ

脚本家のややこは、昨年死んだ祖父・隆二郎の古民家に滞在し、祖父の遺した日記を題材に新作を執筆している。そんなさなか、姉の仕事の都合で、夏の間だけ甥(おい)の少年タカシを預かることになる。これまで交流のなかった2人だが、ややこはタカシを昔の自分と重ね合わせて執筆中の脚本に取り入れようとする。そんな思惑も知らず、タカシは夜中に見た“黒い影”や謎めいた青年、ややこの元恋人との出会いを経験しながら夏を過ごす。やがて夏の終わりに、タカシは深い石切場の奥で隆二郎の古い記憶に触れる。そしてややこは、創作を通して自らの“罪”と向き合うことになる。

くまをまつの監督

滝野弘仁

原題
公式サイト
https://kumawomatsu.com/
製作年
2024年
製作国
日本
上映時間
113分
ジャンル
ドラマ
配給会社
kine A house

『くまをまつ』に投稿された感想・評価

東京国際映画祭参戦にて鑑賞。いやはやこうゆう作品に出会えるんだから映画祭はやはり楽しい。

明快なカタルシスがあるようなタイプではなく詩的な味わいをじっくりと楽しむような作品だと思う。実に静かで美しい作品だった。と同時に様々なテーマが多層的に折り重なっていて解釈や考察をしたくなる。
ド派手な見せ場があるような映画ではないんだけども実はこうゆう映画ほど劇場で観るべきだ。

とりわけ主人公のヤヤコを演じた平野鈴が素晴らしかった。良くも悪くも色々な面を持つ複雑なキャラクターなのだろと割と中盤まではそう思ってたんだけど見終わった後は全く違く、自分は単純にヤヤコがとても格好いい人間に見えた。というのもこの俳優さんが演じてこそそう思えたんだろうしこの方の魅力そのものなんだろう。
平野鈴、今後も要注目していきたい!
くまさん……無しだぁ!スンスンスンスン

脚本家のややこは亡くなった祖父の家で祖父の戦争体験を元にした脚本を執筆中、そこで海外出張中の姉の息子を夏休みの一時預かることになったんやが、って話

そうね、叔母と甥っ子とくまさんのひと夏の成長譚的な話かと思っていたんやが……、くまさんは夢幻のようなんがチラッと出てくるだけで全然活躍しなくてガックシきたね!
あと甥っ子の少年がメインかと思いきや、意外とメインなのは叔母の方、とりあえず子供の隣で当たり前のように煙草を吸う人間の出てくる映画が動物を虐待する映画の次くらいに嫌いなので、叔母め……お前は向井理か!と思いながらイライラ観ていたよ
よく姉は子育てとは無縁であろうこの妹に半月ものロングスパンで小学生の息子を預ける決断できたな
うん、凄い酷い人間とかでは無いけど絶妙に好きになれないキャラしてんのよなぁ、自らの作品の為に周りを犠牲にすることを厭わないとことかもそうやし、そもそも幼い子供を預かれるほど大人でもない

あ、ちなみにマシンボーイがこれを観たのはくまさんが目的ではありません、正直言うとくまさんが出てこないのはなんとなく察していました、でも松浦りょうさんが出ているから観ました、りょうさんが嫉妬に震える姿がとてもチャーミングだったのでマシンボーイは満足しました、きっとあの元役者の人は切れ長の瞳が美しい女子が好きなんやなぁ、思いました

あとね、やっぱり田舎の景色は良いし、都会からやってきた少年が田舎の山や川で色んなことを吸収し大きくなっていく映画はそれだけで最高やからね!そっち要素は良かったです、布団の中でカエルや虫さんの深夜の大合唱に耳を傾けて眠りに落ちるほど素晴らしいことが他にあろうか?ぺろぺろぺろぺろ
そして石切場映画でもあるんやが、石切場要素は千葉誠治監督の忍者映画観た方が楽しめるかなぁ……まぁ最近千葉監督ってばポンコツホラーにかまけて忍者映画撮ってくれないけども、スンスン
あ、そういえば本作もなんか中途半端に肝が冷えるようなシーンもありましたね、お?こっからホラーに急展開?なんてハラハラしましたが、それは無かった残念……過去から蘇った殺人犯!その殺人犯に子供を殺された怨みを晴らすべくやってきたお母さんくまさん!そして夏休みの少年!の三つ巴バトルホラーとかならもっとウキウキ観れたかもなぁ?

言葉を紡ぐ事に情熱を賭ける主人公を配しながら、説明的な言葉を極力削いだ作りなんは変わっていたし、それでいて決して退屈するような話では無かったけど……もう少し少年の夏休みがエンタメに溢れていても良かったよなぁ!なったってこと
3.7
子供の頃の夏を思い起こさせる映画は無条件に好きになってしまうのだけど、本作もそんな気持ちにさせてくれる作品だった。

生い茂った木々の深い緑、昼間のセミの声、夜には虫やウシガエルの鳴き声…。
線香の匂いがほんのり漂ってくるような気さえした。

夕暮れ時に虫の鳴き声が聞こえる中、ややことタカシが手を繋いでサンダル履きの足音を響かせて歩きながら話すシーンが良かったなぁ〜。

タカシの真っ直ぐな澄んだ眼差しが印象に残った。

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