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ナイトコール
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ナイトコールの作品紹介

ナイトコールのあらすじ

毎夜、日々の生計を立てるため、ブリュッセルで鍵屋として働く青年マディは、ある晩、クレールと名乗る若い女性から部屋の鍵を開けてほしいと依頼され、共にアパートへ向かう。難なくドアを開錠し、部屋で支払いを待つマディに現金を下ろしに行ったクレールから「部屋を出て」と電話が掛かる。そこへ現れた男に突然襲われるマディ。その部屋の住人も、持ち去ったバッグも彼女のものではなく、マフィアのヤニックのものだったのだ。マディは逃走をはかるがヤニックに捕まり、自身の無実を証明するために取引をする羽目になる。マディに与えられた時間は朝までの数時間、それまでにクレールとバッグを見つけなければならない。捜索するブリュッセルの夜の街ではちょうど、“ブラック・ライヴズ・マター”(BLM)のデモが激化しており、警察と市民の衝突がいたるところで起きていた。混乱の中、街は静かに、だが確実に、彼を“犯罪者”に仕立てていく。 ―――彼にとって最も危険だったのは、銃でも暴力でもなく、人を信じることだった・・・―――

ナイトコールの監督

ミヒール・ブランシャール

原題
La nuit se traîne/Night Call
公式サイト
https://cinema.starcat.co.jp/nightcall/
製作年
2024年
製作国・地域
ベルギーフランス
上映時間
90分
ジャンル
アクションスリラー
配給会社
スターキャットアルバトロス・フィルム

『ナイトコール』に投稿された感想・評価

3.5
テンポ良くて面白かったです

変になんか考えさせようとせず
フランス映画っぽくは無い感じで
意外とよかったです

しっかりとした
エンタメ系アクション?

ストーリーはシンプルながらも
緊迫感やスピード感が〇
5.0
【たった1本の電話で人生が変わる📞】
緊張感のあるサスペンス?が観たくて鑑賞。大当たり!✌

🧰全体の感想
物凄く満足度の高い作品だった。主人公をはじめ、登場人物の一人一人の人生を感じさせる脚本や演出がとても良かった。台詞で全てを説明するのではなく、表情や場面で表す引き算の表現。めちゃめちゃ好み。

🧰ストーリー
これからどうなっちゃうの!?という緊張感の連続で、良い意味で先が読めず、最後までこのテンションのまま駆け抜けて最高だった。だけど、よーく台詞を思い返してみると要所に伏線が隠されていて、あとから点と点が繋がるのがとても心地よい。そして例えたまたま巻き込まれた側だったとしても裏稼業の人たちと接点を持つことの怖さをまざまざと思い知らされた。あいつら全然話聞いてくれないし、しつこいし、無茶な要求してくるし😇

🧰劇伴の良さ
気持ちの良いテンポで物語が進み、シーンにフィットした劇伴が場面を盛り上げる。登場人物の所作と音楽がビタっとハマる瞬間が多くて、とても気持ちが良い。あと、車内で流れる音楽が主人公のことを歌っているような歌詞で、てっきりこの映画のための書き下ろしたものかと思ったら、実際に昔に流行った曲らしい。こんなにピッタリなことある?ビビる。劇伴誰が担当してるんだろう、他の作品も観てみたい。生まれて初めて劇伴ファンになりそう🫰

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⚠️この先、ネタバレあります⚠️
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🧰好きなシーン
意識は目の前の怖い人に集中してるのに、自分の意思とは関係なく自然と涙がすぅっと流れてしまう。この泣き方、好き。主人公の表情がどれも良い。

🧰心の揺らぎ
主人公は前科こそあれど善良な人間だった。なのに、あまりに命を狙われすぎて『こっちが殺らないと自分が殺られる』ってところまで追い込まれて、数時間前まで泣いて命乞いしていたとは思えないほど目がバキバキにキマってさ。だけど悪党にはなりきれないから、ついさっき悪党から自分に向けられた台詞を真似するしかできなくて、せっかく追い詰めた相手にまで『なにそれ?』と呆れられてしまう。こういう心の揺らぎ、復讐の覚悟すら崩れてしまうという善良性が主人公の魅力の一つだと思ったし、それを演じられる俳優さんの力も凄いと思った。

🧰アイデンティティ
黒人デモがあったから主人公がデモのなかに溶け込めて周りの人たちが自分の言葉を信じて悪党から逃げることができた。黒人デモがあったからデモに参加したと思われて捕まってしまった。いかにも作業工っていう風貌だから配管工としてクラブに潜り込めた。黒人に対する社会の見え方みたいなものがうっすら描かれているように思えた。

🧰すれ違い
底辺から這い上がりたい者同士だし、他人への優しさも持ち合わせている2人だから出会ったタイミングが違っていたら良い友だちになってたかもしれない。でもボスの怖さをよく知ってるから、あの決断をするしかなかったのかな。

🧰その他、いろいろ
・冒頭からドリルで鍵をこじ開けるところから始まり、不穏な緊張感が走るところが好き。
・ママコレクションのCDを大事に持ってるだけで家族想いなのが分かって良き。
鍵師のスキルを活かしたように見せかけてブラフに使うの最高だな。
・パンフを読んで知ったんだけど主人公は大学生らしい。そんな描写あったっけ?
・身分証もお金も持ってない女の子の依頼を温情で受けてあげるあたり、主人公の人の良さが出てる。
・いかにも悪徳刑事って感じの仕草がとても良かった。こいつだ!て思っても、その場で『こいつは俺が連れていく』って自分の担当にあえてしないところに手慣れた感がある。ターゲットと程よい距離をとって自分との接点を極力減らしてる。
・おいおい同じ車両かよ!!!
・兄がどれだけヤバい奴らを相手にしているのか、妹は言葉では分かっていても、実感としては理解していないように見えた。兄は妹に心配かけまいと、ボスの所業の詳細までは伝えていなかったのかな。
・兄が時々優しい目をするんだよ。そんなんずるいじゃん。バス停で妹を見送ってバイバイしたあとの表情の変化よ。繊細な演技しよる。
・あいつが自分を◯ろうとしなければ、あのまま兄妹で逃げてくれたら、こっちだって裏切り者の名前を出すことだってなかったのに…
・ボスもお金が見つからないと困ったことになりそうだし、あのあと少年が助かってもまたマフィアたちに狙われそうで心配。生き延びてくれ…
4.0
ベルギーの新鋭32歳のミヒール・グランシャールの長編初監督作品。ベルギーのアカデミー賞といわれるマグリット賞にて最優秀作品賞を含む10部門に輝いた。都市の闇を舞台に繰り広げられる一夜の逃走劇は、息つく暇もないほどのテンポとスリリングなアクションの数々に興奮し魅了された。「巻き込まれ型」クライムサスペンスの典型的な脚本がまた素晴らしい。

ブリュッセルで昼は学生、夜は24時間営業の鍵屋110番をしているマディ(ジョナサン・フェルトレ)は、謎めいた女性クレール(ナターシャ・クリエフ)からアパートの鍵を開けて欲しいと依頼を受ける。マディが難なく開錠するとクレールは部屋から黒いビニール袋(大金)を持ち去ったまま戻らない。そこは彼女の部屋ではなかった。部屋に入って来た男を格闘の末殺してしまった挙句、冷酷なマフィア・ヤニック(ロマン・デュリス)に捕まったマディ。「朝までに女とカネが戻らなければ死ぬか、刑務所行き」と告げられる。自分の無実を証明するために夜の街を奔走する。折しもブリュッセルの街はBLM(ブラック・ライヴス・マター)のデモが激化し大混乱に陥っていた。

マディの視点で彼が知った情報を観ながら、女性と金の行方を私達も追っていく。最初は謎の女性を探していたマディが真相を知った途中から追われる羽目に。ヤニックの手下で重要人物のテオ(ジョナ・ブロケ)の執拗な追跡に、マディが自転車で地下鉄構内を駆け抜けるアクションは圧巻。ヤニックから解放されて自由になったのに、人の良いマディの勇気ある行動で思いもよらないラストを迎えた。

イギリスの歌手ぺトゥラ・クラークの曲「夜が終わらない」が切なくて心地良い。「人生はこのまま沈み続けるだけで、気付いた時には這い上がれない」そんな底辺の男達が生きる夜のブリュッセルが綺麗に映し出され、胸に沁みる。若手注目俳優ジョナサン・フェルトレが圧巻の演技。フランスの女優ナターシャ・クリエフが謎の女性を好演。フランスを代表するベテラン俳優ロマン・デュリスが穏やかそうに話しながらも冷酷非道なマフィアを演じている。最後まで楽しめる展開に、長編初監督とは思えないクオリティの高さを感じた傑作だった。

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