衝撃のラスト9分19秒、再び！

デイミアン・チャゼル監督、脚本、マイルズ・テラー、J・K・シモンズ主演によるドラマ。
ジャズ・ドラマーを目指し、世界最高峰の音楽学校に入学したニーマンと、彼を指導する鬼教師フレッチャー等の姿を描く。
2014年に本国公開された本作品が、4K＆Dolby Atmosによるデジタルリマスター版として再上映されており、オリジナル版は自宅での配信鑑賞であったため、是非ともこれはスクリーンで観たいと思い劇場へ足を運んだ次第。
詳しい感想はオリジナル版での投稿を参照して頂くとして、何はともあれ、静寂の中、ドラムの音が響き渡るオープニングは、やはりスクリーンならではのもの。
残念ながら、私の観たスクリーンは通常音響のものではあったものの、それでもその臨場感は迫力十分で一見の、いや一聴の価値あり。
シモンズ演じるフレッチャーのテラー演じるニーマンに対する態度や指導方法は、今ではどころか、公開当時でもアウトであろうもので、その印象にしか頭には残っていなかったのだが、あらためて観ると、確かにアウトではあるものの、物語が進むにつれ、思いのほかマウントの取り合いとなっているし、登場するだけで一気に緊張感がマックスとなるフレッチャーの空気感はホラーに近く、さらにはその雰囲気に変化があったり、ニーマンにおいても冒頭から何気にクセ強めのキャラクターであったりと、様々な発見があったのは、やはり集中できる環境であった恩恵だなと感じたところ。
クルマ好きの視点からすると、終盤にニーマンが乗り込むレンタカーがフォード・トーラスと思しきものであり、それが交通事故を起こすシーンの迫力は時代を感じさせないもので見逃せないポイント。
冒頭表示されたロゴに、ホラー作品を得意とするブラムハウス・プロダクションズのものがあったのは、これまたオリジナルの時には気づかなかったのだが、前述のようにフレッチャーの雰囲気がホラーのそれであったように感じたのは妙に納得したところであり、息を呑むというか、息をすることすら忘れるような臨場感と主演二人の怪演に、観終わった後、久々に頭がクラクラしたとともに、万が一、邦画リメイクがあるとするならば、ニーマンを横浜流星一択、フレッチャーを役所広司か真田広之（ビジュアルだけなら竹中直人）、ニーマンの恋人となるニコルを桜田ひよりか山田杏奈あたりが演じるとハマると思う良作。

完璧な400を叩け。

脳天の血管がぶち切れるかと。

恐るべき熱量

グツグツ煮えたぎる鍋でかき回され

もう冷静な判断なんか出来やしない


それでも音が滝のように降ってきて

テン・ポに支配され

ジャズィーにヒタヒタになる


振り回されて

遠心力で

どこまで飛んでいくんだろ



最後には

抑圧からの解放


こんなに気持ち良いもんかって

この世界から出たくなくなる


革命だ‼️


いちばん好き
チャゼルさんの最高傑作



映画館で観てー！！

映画館がもぅサイコー‼️

映画館でまたやってくれてありがとう🎶
狂気に満ちすぎているのだ

ファッキンテンポー‼️‼️

血と汗。