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レイニー ブルー
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レイニー ブルーの作品紹介

レイニー ブルーのあらすじ

高校卒業が近づいてくる憂鬱な毎日。 映画、家族、友達、恋愛?あーどれもこれも面倒くさい! 笠智衆に憧れる女子高生のちょっと変わった青春劇

レイニー ブルーの監督

柳明日菜

原題
製作年
2025年
製作国・地域
日本
上映時間
107分
ジャンル
ドラマ
配給会社
株式会社桃

『レイニー ブルー』に投稿された感想・評価

Omizu
3.7
【第20回大阪アジアン映画祭 インディーフォーラム部門出品】
高良健吾、笠智衆の孫の笠兼三も出演している青春映画。時間が合ったからなんとなく観ただけだが、初監督作とは思えない良作だと思った。

当時高校生だったという柳明日菜監督はフレッシュな部分と堂に入った部分とがいい塩梅で合わさっていて観やすく面白い作品に仕上がっていた。

小津安二郎映画でお馴染み笠智衆の出身地である熊本を舞台に映画監督を目指す女の子を描く痛くもおかしい青春物語。

聞いたところによるとクラファンでかなりの資金が集まった話題作だとか?全く知らない作品だったが思わぬ良作に出会えた。
 本作プロデューサーと製作スタッフ5名(監督補やカメラマン、音楽監督や録音担当、ラインプロデューサー)が係争中であることを鑑みれば、何かしらの言葉を書くのも憚れるが、初日の舞台挨拶付き上映を観て来た。監督の柳明日菜氏にも、この日舞台挨拶に登壇された役者さんにも罪はない。だが明らかに重要な役割を担うはずの裏方スタッフ5名が制作から外され、柳監督との話し合いすら拒否されていると聞く。もともとは150分だった映画が30分削られ、120分になったこともスタッフ5名にとっては不本意だったのだろう。そもそも監督補の渡辺紘文氏と監督の柳明日菜は『テクノブラザーズ』や『怖い家』からの関係性があり、ここからは私の憶測になるが、ほとんど口約束で柳監督のデビュー作を大田原愚豚舎が肩代わりする形でバック・アップする形になったように思う。これは『レイニーブルー』という商業映画であり、実験映画ではない。製作中のどの辺りにプロデューサーとスタッフ間で齟齬があったのかは想像するしかないが、プロデューサーは映画が完成する段階になって、最終編集権(ファイナル・カット)を取り上げた。これが一番の悪手だったように思う。

 もともと高校時代に映画を志し、20歳までに映画監督デビューするという夢が柳明日菜氏にはあったようだが、その物語にプロデューサーが強引に色を付けて、脚色した部分は大きい。この日の舞台挨拶では今作のアイデアは全て私が考え出したものだと繰り返し主張していたが、大田原愚豚舎作品を数作でも観ていれば、これを柳明日菜の監督デビュー作とするのはいささか苦しい。なぜならば殆ど画面に大田原愚豚舎と渡辺紘文氏の作家性がありありと感じられる。1つ例を挙げるとすれば、高校生だった渡辺紘文氏が突如監督となり、カンヌ国際映画祭でパルムドールを争った作品などと切々と語り、客席のQ&Aの心無い質問に監督が激昂する場面があるが、これはいわば北野武の『TAKESHIS'』そのものの世界観で、中堅と言えるキャリアに達していなければここまで鬱屈した自虐的な表現は出て来ない。あれは残念ながら今作が処女作の監督の表現(境地)ではない。美少女の並外れた自己承認欲求に大人が色を付けて世に問うというのはパッケージ・ビジネスの世界ではよくある話で、実はゴーストライターはおじさんだったという話もよく聞く。それでも強引に上映活動を続けるしたたかさに唖然とさせられるが、被害者ムーブの前に実際に手を動かし、苦楽を共にした仲間への敬意と感謝を忘れてはならないと思う。
あの「テクノブラザーズ」の柳明日菜が遂に長編監督デビュー!ってことで作品は素晴らしかった……が、色々と裏側がゴタゴタしてしまったようで残念やなぁ

笠智衆に惚れたJKが悶々と脚本書きまくるぞ!って話

う〜ん、監督&製作委員会側と大田原愚豚舎側でまぁ作品の目指すところに齟齬があってしまったのか?なんか色々と揉めているみたいやが、まぁ作風があらゆる面であまりに大田原愚豚舎に寄りすぎていて……今後これが大田原愚豚舎の名前無しに柳監督の名刺代わりになり得るかといわれれば、否でしかないし、じゃあ大田原愚豚舎とは無関係のところで彼女が魅力的な作品を今後撮れるのか?といわれたら……未知数過ぎるのよなぁ

もちろん高校生監督としてこれだけいい意味で青臭さに溢れ若い悶々に満ちた作品は素晴らしいと思うが、カメラアングルや演出から漏れ出すどころか圧倒的にアピールする渡辺紘文!
同じ高校生で監督デビューした作品やと松本花奈監督の「脱脱脱脱17」はまぢ若さと個性の爆発で最高に好きなんやが、本作やと……1本の作品としては好きやが、柳明日菜監督の作品として好き、とはなれなさそうやったかなぁ

しかし、この規模の高校生監督作品にしては異様な豪華キャスト!高良健吾は……熊本出身やからかな?たしか前も愛ちゃんと一緒に熊本のご当地映画出てたもんな、笠智衆パイセンも熊本出身よね!それにもちろん監督兼主演の柳明日菜本人もとても素晴らしかった、あれ?秀才メガネっ娘の美少女も見覚えあるな
ただ……残念ながら、やっぱり役者陣でも1番印象に残るのは渡辺紘文!
うん……仲直りできたら最高やと思うが、どちらにしても大田原愚豚舎とは袂を分かたないとひとりの作家として認められるのは難しそうやなぁ
とりあえずゴタゴタにガッカリ減点ありだぁ!(-0.2)

あれ?映画同好会の部屋に笠智衆作品や大田原愚豚舎作品以外にマシンボーイの好っきな「お盆の弟」のポスター貼ってあったんなんやろ?

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