
あの日と同じように、「おかえり」と言えるだろうか。奈海は、亡き母が残した飲食店をひとりで守り抜きながら、若年性認知症を患う姉・渚の介助に追われていた。そんなある日、学生時代に同じ写真部だった旧友と再会する。今や有名な写真家となった旧友の姿に、奈海の心は揺れる。繰り返される多忙な業務、耐えがたい介助の日々。自分を失いかけた奈海は、すべてを捨てて町を出ようとするが――。故郷の温もりと葛藤を描く切なくもあたたかな物語。
心の病を抱えた父を守るため実家の寿司屋「やま乃」を継ごうと決めた女子高生・山野葵と、その決断に戸惑い反対しながらも、彼女の人生を本気で背負おうとしない離婚した母・房子や周囲の大人達。そんな…
>>続きを読む事故で視力を失った西村芳則(木村知貴)は、小さな港町で、ときに伯母(内田春菊)に面倒を見てもらいながら生活している。かつて同じ通りの家から一緒に通学していた同級生の大畑(高見こころ)は、東…
>>続きを読む発達障害を持つインギュは、7歳の心を持った30歳の男性。母親のエスンは、目玉焼きと「お母さん」が大好きなインギュを24時間つきっきりで世話しながら、たくましく生きている。そんな彼女が脳腫瘍…
>>続きを読む父、昇平の70歳の誕生日会。久しぶりに集まった娘たちに告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実だった―。日に日に記憶を失っていく昇平の様子に戸惑いながらも向き合うことで、自分自身…
>>続きを読む櫻の花が咲く季節、ひとりの老いた女性が警察に保護された。 身元不明のその女性には、どうしても行きたい場所があるという。 「ソメイヨシノは60年咲くことができない——?」 そんな噂の…
>>続きを読む都内のとある場所にある立ち呑み居酒屋は、今日も最後のお客様を見送り閉店の準備をしていた。そこに一人の男性が来店する、彼は3年前にお店でプロポーズをした珍しいお客様だった。そんな男に心動かさ…
>>続きを読む四肢麻痺と失明を抱える父・保(間瀬英正)と暮らす19歳の爽子(古澤メイ)は、絵を学びたい夢を心に秘めたまま、介護と生活費のために日々を費やしている。 生活保護の申請も水際作戦で通らず、社会…
>>続きを読む1995年春、兵庫県西宮。脳性麻痺の娘・望美(5歳)を抱え、介護に勤しむ美幸(38歳)は、望美の世話をできるのは自分だけと、介護に、家事に、子育てに、家の中のことを全て背負っていた。次第に…
>>続きを読む@2023「あの灯に帰ろう」製作委員会