このレビューはネタバレを含みます
観終わって暫くして、あ💡そういうことね!と、じんわり面白みを感じた作品でした。←私、飲み込み悪いから
戦地での奇襲により、仲間と、同じく軍人の恋人を亡くしてしまった退役軍人のザーラは、お腹に宿っていた忘れ形見の息子ジョシュと暮らしている。
アメリカで仕事を見つけ、渡米の準備に息子をつれてアメリカ領事館を訪れるのだが、ほんの少し目を離した隙にジョシュが忽然と消えてしまう。あげくジョシュはもともといなかったと言われ、自力で探し出すため建物深くに潜入を試みるのでした。
まずは物語とは無関係なところでひとつ。途中で出会うイリーナの服がめっちゃ素敵だから見て欲しい!おしゃれで動きやすそうで、俳優さんにすごく似合っていました。
こういうストーリーってもちろんすぐには「なぜ」がわからないように組み立てられていますが、そこが最終的になかなか上手いなって思いました。PTSDに悩まされているザーラが自分が間違っているのではと疑ったり、謎の男たちが現れたり、カバンを受け渡したりする男の存在とか。
思えば最初から、ジョシュが一瞬でもひとりになるように仕組まれていたんだなぁ(それでもいちかばちかなところは残るけど)。
ドイツの作品で全体的には地味めですが、なかなか面白かったです♪