理子の元に突然かかってきた警察からの電話。 何年も会っていない兄が、死んだという知らせだった。 発見したのは、兄と住んでいた息子の良一だという。 「早く、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう」 東北へと向かった理子は、警察署で 7 年ぶりに兄の元嫁・加奈子とその娘の満里奈と再会する。 兄たちが住んでいたゴミ屋敷と化しているアパートを片付けていた 3 人が見つけたのは、壁に貼られた家族写真。 子供時代の兄と理子が写ったもの、兄・加奈子・満里奈・良一の兄が作った家族のもの… 同じように迷惑をかけられたはずの加奈子は、兄の後始末をしながら悪口を言いつづける理子に言う。 「もしかしたら、理子ちゃんには、あの人の知らないところがあるのかな」 もう一度、家族を想いなおす、4 人のてんてこまいな 4 日間が始まったー。
とある夏の地⽅都市。吉⼦(岸井ゆきの)彼⽒とのセックスを中断して鳴り続ける電話をとると、それは、祖⽗の訃報だった。⼆階から、草むしりをする⽗・清⼆に声をかけるー「おじいちゃん、死んじゃった…
>>続きを読む父親が家を出ていって以来。母親の佐和と3人暮らしの葉月と呼春。ある日、葉月と呼春は佐和から死期の迫った父に会いに行き、顔写真を撮ってきてほしいと頼まれる。ふたりは父のいる田舎に向かうが、父…
>>続きを読むある見知らぬ男の人生を“まき”戻すことになった「おみおくり係」のまきもと。 彼がたどり着いた“奇跡のさいご”とは―― 小さな市役所に勤める牧本の仕事は、人知れず亡くなった人を埋葬する「おみ…
>>続きを読む父、昇平の70歳の誕生日会。久しぶりに集まった娘たちに告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実だった―。日に日に記憶を失っていく昇平の様子に戸惑いながらも向き合うことで、自分自身…
>>続きを読む寂れた工場地帯の朝、ひとつの工場が閉鎖された。職を失った工員・五十嵐悟は、“ざわついた”心を抱えて当てもなく歩き始める。そして、その“ざわつき”に拍車をかけるような事件がたった2日で次々と…
>>続きを読むアカデミー賞4部門ノミネートのロードムービー。全米美少女コンテストで地区代表に選ばれた9歳のオリーブは家族のミニバスで会場を目指すが、同行するのは問題だらけの家族たち。道中で起こるいざこざ…
>>続きを読む山田厚久(仲野太賀)と武田(若葉竜也)は幼馴染。厚久は結婚しており、5歳の娘がいる。平凡だがそれなりの生活。だがある日、厚久が会社を早退して家に帰ると、妻が見知らぬ男と情事に耽っていた。あ…
>>続きを読む75歳、ひとり暮らしの“桃子さん”。突然夫に先立たれ、ひとり孤独な日々を送ることに…しかし、毎日本を読みあさり46億年の歴史に関するノートを作るうちに、万事に対してその意味を探求するように…
>>続きを読む©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会