
理子の元に突然かかってきた警察からの電話。 何年も会っていない兄が、死んだという知らせだった。 発見したのは、兄と住んでいた息子の良一だという。 「早く、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう」 東北へと向かった理子は、警察署で 7 年ぶりに兄の元嫁・加奈子とその娘の満里奈と再会する。 兄たちが住んでいたゴミ屋敷と化しているアパートを片付けていた 3 人が見つけたのは、壁に貼られた家族写真。 子供時代の兄と理子が写ったもの、兄・加奈子・満里奈・良一の兄が作った家族のもの… 同じように迷惑をかけられたはずの加奈子は、兄の後始末をしながら悪口を言いつづける理子に言う。 「もしかしたら、理子ちゃんには、あの人の知らないところがあるのかな」 もう一度、家族を想いなおす、4 人のてんてこまいな 4 日間が始まったー。
頼りないが優しい息子・サトシと明るくてパワフルな母・明子。平凡でユーモラスな宮川一家の日常は、母が突然ガンを宣告されたことによって変化していく。サトシは恋人の真里に励まされながら母のために…
>>続きを読む幼いころ、写真好きの父からカメラを譲ってもらった政志(二宮和也)は、昔から写真を撮るのが大好きだった。そんな彼が、家族全員を巻き込んで、消防士、レーサー、ヒーロー、大食い選手権……。それぞ…
>>続きを読む三人姉弟の長女で、今は夫と暮らす夕子は、急な事情で母の寛子と一時的に同居することになる。明るくて社交的な寛子だったが、夕子はそんな母のことがずっと苦手だった。不安を抱えたまま同居生活がスタ…
>>続きを読む妻を亡くした男と、母を亡くした子供たち。 その不思議な出会いから、 「あたらしい家族」の物語が動きはじめる。 人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(きぬがささちお)は、妻が旅先で不慮の事…
>>続きを読む13年前に突然失踪した父が余命3カ月で見つかった。借金を残し消えた父に母と兄は会おうとしなかったが、キャッチボールをしてくれた優しい父の記憶が忘れられないコウジは病院へ向かい再会を果たす。…
>>続きを読む42歳独身青森県弘前市出身。 夢破れ人生を諦め惰性で日々を過ごしていた就職氷河期世代のフリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせ…
>>続きを読む父親が家を出ていって以来。母親の佐和と3人暮らしの葉月と呼春。ある日、葉月と呼春は佐和から死期の迫った父に会いに行き、顔写真を撮ってきてほしいと頼まれる。ふたりは父のいる田舎に向かうが、父…
>>続きを読む©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会