
取り壊しの進む古い団地で、かつて同じ幼稚園に通った少女るいと少年うえきは再会を果たす。工事の金属音の響く中、るいは夢中で絵を描き続け、うえきはるいを優しく見守る。ずっと変わらない、変わることを拒んできた少女の独特な眼差しを通して模索する。全編を通して、何故か不思議な懐かしさも感じさせる或る団地の記録。
故郷を離れ東京で暮らす輝明は、ある日、小学校時代の同級生・朋美が海難事故に遭ったことを知る。しかも、事故の数日前には、長らく音信不通だった朋美から輝明に電話があったという。輝明は戸惑いなが…
>>続きを読む妹島が大阪芸術大学アートサイエンス学科の新校舎を設計、建築していく様子を記録したドキュメンタリー
今の私たちの音楽が、いつか誰かに届いてくれたら。 偶然手にした自主制作のCD、そこには誰も知らないつくり手の物語がある。身近な人たちと好きな音楽をつくる楽しさと、誰かに認められたい気…
>>続きを読む雨が降る日も家に居られない子どもたちは、どこへー? それぞれに家庭の問題を抱える中学生の里佳子と航汰。家庭にも町にも居場所がないふたりは友達になり、河川敷という居場所を見つけるが………
>>続きを読む世界の人々が自宅待機を余儀なくされたあの年の春、「私」も都会への通勤をやめ自宅で毎日を過ごしていた。そんなある日、「私」は庭で不思議な生き物の痕跡を発見する。監視カメラを設置して調べてみる…
>>続きを読む作業中に殉職した宇宙飛行士・高原耕平は合法的クローンとして蘇るが、記憶障害のために少年期の記憶を持ったまま再生されてしまう。彼には幼い頃に自分の過ちで事故死させてしまった双子の弟がいた。そ…
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