冬の河童の作品情報・感想・評価・動画配信

『冬の河童』に投稿された感想・評価

風間志織の監督・脚本・編集による自主作品。一軒家に住む3人の異母兄弟。家を売却、引っ越すことになるが…。
シャンテシネにて。「ぴあフィルムフェスティバル」招待作品上映
あぁ
3.8

「おしっこ行ってくる」「エッチな絵見せてきた」「ダメ、自分で脱ぐ」などなど、一言で場の空気を打ち破る伊藤亜希子の演技が秀逸。これは「メロデ」から一貫して素晴らしいと思います。ボーッとした顔と穏やかな…

>>続きを読む
bc
3.7

軒の裏にゆれる水紋、暮れなずむ水辺の炎、ゴブラン織のカーペット…そういった一つ一つが宝石のように美しい映画。
また、玉突きのような人間関係を描くと同時に印象的な「家」の映画でもある。風間監督の他の作…

>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます

取り壊しを控えた古い一軒家に住む、異母兄弟の一太郎、タケシ、父の愛人の連れ子ツグオの三人のもとに、従姉妹のサケ子がやってくる。次第に家族の関係がギクシャクし始める。

五角関係な映画。
玉子(タケシ…

>>続きを読む

話がやたら間延びしていたが、これはと思わされるショットもあり。
趙方豪のキャスティングやヒロインの振る舞いを見て矢崎仁司『三月のライオン』を想起したがスタッフに石井勲がいたのでかなり質感は同期されて…

>>続きを読む

国立アーカイブで「日本の女性映画人」として現在上映されている一本。私はDVDレンタルで観てました。
ただただ間延びした展開にウトウトしながらの鑑賞になってしまい残念でした。何も起こらないにしてももう…

>>続きを読む

上映前に風間志織監督とクノ真季子さん(『地獄の警備員』!)が登場。「時間が豊かに使えた時代」と言っていた通り、撮影も編集もリッチな感じがしたけど、それゆえに間延びしてる感もあった。

男性から男性へ…

>>続きを読む
tBi
3.5
Rec.
❶25.02.15,国立映画アーカイブ(35mm)/日本の女性映画人(3)――1990年代
 水面の反射でアクションを繋ぐ出だしに驚くが、それを超えるアクションは無かったように思う。趙方豪が田辺誠一の絵を撒き散らすシーンが欲しかった。
乾いた空気からくる入射光は美しいし、棒立ちの仕方も見事なもんだが、中々それ以上役者を信頼した飛躍がないところが不満ではある。

あなたにおすすめの記事