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大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 4Kデジタル修復版の作品紹介

大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 4Kデジタル修復版のあらすじ

新怪獣ギャオス登場!超音波メスでガメラが、名古屋城が、新幹線が切り裂かれる! 富士山噴火の混乱の中、麓に暮らす少年英一(阿部尚之)は、空中を飛ぶガメラを発見し、満面の笑みを浮かべる。ガメラ対応のため結成された総合調査団が乗った航空機は謎の緑の光線によって真っ二つに割られ、墜落。道路工事に取り組む堤(本郷功次郎)、マイトの熊(丸井太郎)、八公(螢雪太郎)が、ガメラ襲来、富士山の噴火、地元住民の立ち退き運動に四苦八苦していたころ、英一は謎の怪獣に襲われる。危機一髪のところガメラに救い出され九死に一生を得た彼は、不気味な鳴き声にちなんで怪獣を「ギャオス」と命名した。青木博士(北原義郎)の研究により、謎の光線は怪獣ギャオスが放つ超音波メスと判明。ギャオス撃退の航空作戦が実行されるが、超音波メスに歯が立たない。遂にギャオスは大都市・名古屋に飛来、名古屋城や東海道新幹線が真っ二つに割られてしまう。極悪非道なギャオスにあらゆる知恵を尽くした作戦で挑む人間たちと、それを助けるかのように戦うガメラ。ギャオスを倒す最後の手段、ガメラと対決させる作戦は、なんと英一の発案を基に実行されることになりー。

大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 4Kデジタル修復版の監督

湯浅憲明

原題
製作年
1967年
製作国・地域
日本
上映時間
87分
配給会社
KADOKAWA

『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 4Kデジタル修復版』に投稿された感想・評価

4.0
大映を代表する昭和時代の怪獣特撮映画「ガメラ」シリーズ第3弾「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」の4Kデジタル修復版。

樋口真嗣と小椋俊一が2005年に4Kデジタル修復版を監修。
オリジナル版(1967年)では湯浅憲明が監督を務める。
本郷功次郎、上田吉二郎、笠原玲子、阿部尚之らが共演。

明神礁に続き三宅島雄山、富士山が噴火し、炎を求めてガメラが富士山に飛来する。ガメラの調査のために大型ヘリコプターが現地に向かうが、二子山上空で黄色い光線によってヘリコプターは切断されて墜落する。そんな折、二子山付近では中央縦断高速道の建設が計画されており、道路工事予定地で地元村民による立退反対運動が起きていた....     

1967年に公開された大映のオリジナル特撮作品を、「シン・ゴジラ」(2016年)の樋口真嗣監督と小椋俊一の監修により、2025年に株式会社KADOKAWAがデジタル修復して製作したカラー作品。
ゲスト怪獣のギャオスが夜行性のため怪獣登場シーンは夜であり、今回テレビで鑑賞したことが原因かもしれないが、映像が暗くてよく分からない場面が多い。
映画館でははっきり見えるのかもしれないが、配信やレンタルの普及によりTVやスマホ等で鑑賞する人が多い時代なので、その点も考慮してデジタル修復してほしかった。
新怪獣ギャオスは富士火山脈の活動により長年の眠りから目覚め、夜行性で空を飛ぶ。
ガメラの身長が60メートルなのに対して、ギャオスの身長は65メートルで体重は約25トン。両者ともに空を飛ぶ。当時人気を誇った東宝の怪獣「ゴジラ」は基本的には空を飛べずに身長が50メートルで、ガメラシリーズの怪獣はゴジラより一回り大きく、ゴジラを意識しての設定であろう。
新怪獣は、鳴き声がギャオと聞こえることから子供によってギャオスと名付けられ、ギャオスの首が回らない理由を解剖学的にもっともらしく説明しているのが興味深い。
火炎放射と水中戦を得意とするガメラに対して、超音波光線を武器として紫外線を苦手とするギャオスが対決する。
メイン舞台は、シリーズ1作目が東京を中心とする関東、2作目が大阪を中心とする関西で、今回は東海地区の名古屋。名古屋城や中日球場が登場し、当時の主力戦闘機F104などが往年を忍ばせる。
前作同様に人間の欲が描かれており、高速道路建設に絡んだ土地買収を巡って村長らが立退き保証金を高額で得ようとする。しかし怪獣騒動で高速道建設が見直されて別ルート案が浮上する。
公開時は昭和の高度経済成長期で、開発に絡んだ土地売買により大金を手にした者も少なくなく、当時の拝金主義を皮肉っている。
一方で子供が純真なのが対照的で、最後は欲を捨てた村長の協力により怪獣に挑むことになるように上手くストーリーを構成している。
「いや 金じゃない 今回の騒動もワシたちの欲深い心を諭すために 神様が地の底からギャオスを蘇らせたと ワシには思えてならんのです 欲の皮をつっぱらせていたワシたちが間違っとりました」  
最後はシリーズ1作目同様に子供が締める。
「ガメラ ありがとう さようなら さようなら」 
エンドロールの主題歌「ガメラの歌」は、1番が「大怪獣ガメラ」(1965年)、2番が「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」(1966年)、3番が本作の内容を歌詞にしたもので、主題歌とともにシリーズ三作のハイライトシーンの映像が流れ、最後まで飽きさせない工夫がなされている。

2025.11 BS12で鑑賞(60周年記念 ガメラ祭り・2025年度4Kデジタル修復版)
桃龍
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ガメラ生誕60周年プロジェクト【昭和ガメラ映画祭】その3。
72点
62355ガメラ祭り継続してます🐢
ああ、あの懐かしい子供時代。私62355が物心ついた頃、TVで初めて出会ったガメラのシリーズ第3弾。およそ60年経った今、見直しても全く色褪せない、あの輝く魅力に再び心奪われた。特に、シリーズ史上最も邪悪な怪獣・ギャオスの登場シーンは、忘れられない衝撃で、その異様なデザインと強烈な超音波怪光線は、怪獣映画好きの心を今もギュッと掴んで離さない。
本作の最大の見どころは、何と言ってもガメラとギャオスのスリル溢れる空中戦。戦いの舞台は富士山麓から名古屋港、そして富士火口へと移り変わり、その壮大なスケールに息を飲む。ギャオスが放つ怪光線は、あらゆるものを真っ二つに切り裂き、人間を貪る悪魔のような存在感を放つ。そのディテールの細やかさに、子供心にゾクゾクした記憶が蘇った。また、怪光線を浴びながらも食らいつくガメラの雄々しい姿に、当時の私は感動の涙を流したものだ。これこそまさにヒーローの輝き✨
本作から、ガメラは明確に“子供たちの味方”として描かれるようになり、昭和ガメラシリーズの外せない名作となった。これはゴジラシリーズにも引けを取らない完成度であり、そのエッセンスは平成版ガメラにも受け継がれたのは周知の事実。改めて、その影響力の大きさにしみじみ感じ入った次第。今回、BS12で見た4Kリマスター版の美しい映像が当時の記憶を鮮やかに蘇らせてくれた。あのワクワクはこれからも胸に残ることだろう🐢

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