ガメラ生誕60周年プロジェクト【平成ガメラ３部作】ドルビーシネマ復活上映その1。
“ガメラは子供の味方”というデフォルトを、勾玉を介して藤谷文子と繋がることで表現したわけだ。今さらだけど、なるほど。
「世帯」を「しぇたい」と発音している螢雪次朗の長崎弁は本物。「先生、背中に蝉が」は「しぇんしぇーしぇなかにしぇみが」。

福岡ドームはバブル期にできて、屋根の開閉は1回100万円かかるらしい。「バブル崩壊で開けられません」とならずに良かった。
「シティ情報ふくおか」を作ってた出版社「プランニング秀巧社」の名前がエンドロールにあって懐かしい。地方のアナログ文化が元気な時代だったよね。

ガメラ生誕60周年で復活ドルビーシネマでの上映です。
製作30周年でもあり、傑作から日本映画史上の名作映画の1本としても数えたいです。
シミュレーションが映画として面白くなるその大発見を『劇場版パトレイバー２』で開拓した伊藤和典さんの脚本は、今の怪獣映画に与えた影響は計り知れないものがあります。
伊藤和典さんはこの年『THE GHOST IN THE SHELL』も脚本を担当して、樋口真嗣特技監督などは『新世紀エヴァンゲリオン』のスタッフになっている方の多数の名前も観ると、20世紀末からその後の日本映画界の中心となる作品ですね。

ガメラ生誕60周年を記念してドルビーシネマでのリバイバル上映をしていたので、見に行きました。

そりゃそうなんだけど、初見時はDVDでの鑑賞だったので、4K HDR版をドルビーシネマで鑑賞するとこんなにも印象が違うのかと驚き……。　凄い映像が綺麗になっていました。
そして、劇場での音響も凄くて、迫力が違っていました。
爆発とか、崩壊したり、ガメラが戦う所なんかは、ミニチュアだってわかっていても、凄い迫力でリアリティがより増していたと思う
ギャオスの怖さもより際立っていました。

ほいで、中山忍さんがすごく美しくて凄い惹かれてしまいました。
画質が良くなりより目立ってたかも。

2も２月にリバイバルするらしいですし、3もそのうちやるようなので
そちらも、見に行きたいですね。