勿論、ジョーン・ジェットがハスキーヴォイスで歌う本作のために書き下ろされた3曲、"Light of day"、"This means war"、"It's All Coming Down Tonight"は出色の出来栄え。売れないバンドマンが食いっぱぐれてダラダラ過ごす様子とか、子供をダシに万引きしたり夢を追い続けるのはいいけど現実はそう甘くない。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でマイケル・J・フォックスは地声に自信がないから"ジョニー・B・グッド"を口パクにしてもらったけれど、甥っ子と一緒に「TVを付けて最初に聞いた言葉で歌を作ろう」と即興で演奏する"You Got No Place to Go"はマイケル本人が熱唱している貴重なシーン。病魔に侵された母が娘を受け入れ、また娘も母を受け入れるシーンが泣けます。グレる人にはそれ相応の理由がある。ある程度の年齢になったら憎しみを開放させる柔軟性を身に付けなくては一生後悔する事になる。音楽を通して栄光を勝ち取り自由へ羽ばたくバー・バスターズに幸多かれ!