また、今作品のサントラは、HR/HMファンにとって文句なしの善き曲じゃないかな! クイーンのブライアン・メイが参戦しているのが熱すぎっし、ダニエル・ペンバートンの劇伴に絡む、ブライアンの唯一無二のギター『レッド・スペシャル』の咆哮は鳥肌モノ。 劇中で流れる『Princes Of The Universe』の重厚なリフも含め、王道の高揚感を味わえました。 ※『レッド・スペシャル』のギターは10代の頃にブライアンと父親との共同製作品の伝説のエレキ・ギターのことで、市販のギターにはない唯一無二の甘く重厚なトーンと、まるで生き物のように歌う独特のサスティーン(音の伸び)が特徴です。また、ブライアンはこのギターを弾く際、通常のプラスチック製ピックではなく、イギリスの古い6ペンスコインを使って弦をこするように弾く。これがレッド・スペシャル特有の、金属的でありながら温かみのある唯一無二のアタック音を生み出します。
そして極めつけは、ザ・ダークネスによる書き下ろしテーマ曲『Masters Of The Universe』。 ジャスティン・ホーキンスの超高音ハイトーンボイスと、ド派手なギターソロはまさに剣と魔法の世界そのもの。 さらに往年の正統派ヘビーメタルへのオマージュ要素は善く、イントロから炸裂するアイアン・メイデンを彷彿とさせる流麗なツインギターのメロディや、サビ裏で刻まれる、ジミ・ヘンドリックスやクラシック音楽(ブルース含む)の系譜を継ぐジューダス・プリースト直系のソリッドな金属性ギャロップ・リフなど、お約束のキラーフレーズがこれでもかと詰め込まれています。 ジューダスともまた違う、シン・リジィ直系のツインリードからアイアン・メイデンへと至るあの流麗なメロディは、ホーキンス兄弟の息の合ったコンビネーション(ジャスティンの華やかなソロと、ダンのソリッドなリフ・バッキング)だからこそ生み出せた、ギターサウンドと云えます。 映画のスケール感に負けない骨太なロック・スピリットが全編に息づいており、HR/HMファンは喜ぶ仕上がりになってるんじゃないかな。っって、音楽感想文じゃないですね🙇。