この作品の時のシェリルラッドはまだ30代のはずなのに、役柄のせいか老けたな〜という印象しか残らず…
チャリエンのクリスの印象が強すぎて

「80日間世界一周」「オルカ」Ｍなど、面白い作品もあるが、大体が大味で、一味足りない感じのマイケル・アンダーソン。本作が最後の劇場公開作品。航空機事故の調査現場の前に現れた女性。彼女はタイムトラベラーだった。もっと面白くなるはずなのに、淡白な仕上がり。
銀座シネパトス３にて

オープニング、発生する飛行機事故。その原因究明かと思いきや突如として始まるSF展開。その裏で1000年後の未来人たちが航空事故で死ぬはずの人間を救い出して未来へ連れ帰ろうと暗躍していた。未来世界の人間たちは絶滅寸前で生殖機能も失われている。そのために過去から人間を連れてきて人類の復活を画策しているというわけ。せっかくの良い筋書きなのに何故かSFとロマンスを融合させようとしているのでSF展開にハラハラするかと思ったら主人公と未来人のヒロインのラブロマンスを見せられるので残念SF映画に仕上がってしまっている。薄墨みたいな救いようのない淡白さなんですよ。