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上映館
 - 26館
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死神バーバーの作品紹介

死神バーバーのあらすじ

ある日、職場でもプライベートもうまくいかずイライラしていた佐伯美帆はうっかり階段で足を滑らしてしまう。 その後、目を覚ますと目の前にいた新米の死神・サクマに、怪しい美容室<冥供愛富>に連れてこられるが、サクマのミスにより、本当の死は数日後であることが判明して…。

死神バーバーの監督

いまおかしんじ

原題
公式サイト
https://www.shinigami-bb.com/
製作年
2026年
製作国・地域
日本
上映時間
102分
ジャンル
ドラマファンタジー
配給会社
SPOTTED PRODUCTIONS

『死神バーバー』に投稿された感想・評価

背骨
3.8
あの世へ行く前に大切な人とお別れする人たちと死神の交流を描いたヒューマン(?)ドラマ

それぞれが歩んできた愛おしい日々を振り返るような映画で、ついホロっとしてしまう。どの逸話も良いが宇野祥平パートは必見。&いつもながら素晴らしい桜井日奈子、さすがです
ぶみ
3.5
「また、どこかで」
馬鹿な私たちの確かな約束。

梅木陽一が日本大学藝術学部映画学科に在籍していた当時、課題で制作した企画書を原案とした、いまおかしんじ監督、桜井日奈子、日穏主演のファンタジー。
死神のミスにより、余命数日となった主人公の姿を描く。
主人公となる美容師・佐伯美帆を桜井、彼女を不思議な美容室へ導く死神・サクマを日穏、サクマの先輩死神・クロダを岡部大、美帆の元恋人・将吾を平井亜門が演じているほか、猪塚健太、宇野祥平、美保純等が登場。
物語は、桜井演じる美容師の美帆がヘアサロンでお客さんと談笑しながら髪を切っているシーンでスタート、次には、ミーティングのシーンとなり、後輩美容師から、リビ率が低く、お喋りが長いせいで接客時間が延びているうえに、お客さんを待たせているとして詰られた後、店長や後輩に鏡越しに毒づきながら美帆が帰るシークエンスが描かれるため、彼女の仕事ぶりや性格が一目でわかるオープニングに。
そんな美帆が家に帰ると、同棲していた元カレが自宅の前で待ち構えており、そこから逃げ出した美帆が、階段で足を滑らせて転落、目が覚めると「朝〜!」と叫ぶ日穏演じる黒ずくめの男性が登場、その男は、自身を死神だと名乗り、かつ、一つ一つの行動がオーバーリアクションとなっていたので、コメディテイストが半端ない。
そんな死神・サクマに連れられて美帆が向かった先は「冥供愛富」なる屋号の美容室であり、そこは、死者の魂が冥土に送られる前に訪れる場所で、死神は、あの世に行く前にスタイリングをし、最期に会いたい人を聞き出して、最期の別れの手助けをしているのだが、サクマのミスにより、美帆は、まだ死んでいない事が判明、以降、5日後に死ぬ美帆と、彼女の記憶を消すよう死神世界の上層部から指示されたサクマのやりとりを中心として展開。
途中、同じく冥供愛富にやってきた美帆の美容室のお客さんや、解散目前の漫才師、コンカフェ嬢にハマる男性等のエピソードが挿入されるため、プチオムニバス形式の群像劇スタイルで進行、コメディ色強めな作風かと思いきや、それぞれの物語は、しっかりとした別れのドラマとなっていたのは意外なところで、特に漫才師の話は、演技も含めて激アツだった次第。
鉄道好きの視点からすると、美帆の実家の最寄り駅が、JR東日本の内房線に実在する千葉県富津市の青堀駅だったのは見逃せないポイント。
前述のように、一見ファンタジー・コメディなルックながら、しっかりとしたヒューマンドラマとなっていたことから、良い意味で裏切られ、もし自分だったら最期に誰と会いたいか考えることとなったとともに、まさか細川たかしの『心のこり』を聴く事ができると思っていなかったのに加え、桜井をヨシヨシしたくなる一作。

すごく説明が難しいから、聞かないでくれる。

※入場特典:両面アートカード
この映画は美容室勤務の女性の物語。
職場の人間関係に嫌気がさしていた主人公の佐伯美帆。そんな彼女は、ある日、帰り道に階段で躓き、転倒してしまう。
(*ノェノ)キャー
​目を覚ますと、目の前には死神のサクマが立っており、死亡したと告げられる。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工

サクマに連れられ辿り着いたのは、あの世とこの世の境目にある、奇妙な理容室(バーバー)だった。
しかし、サクマの手違いで美帆の死亡日時に誤りがあり、美帆はまだ死んでいなかった!
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
現世に戻る事を促された美帆は、納得がいかず意固地になり、
死神サクマの仕事に同行する事になるのだが、、、というお話。

桜井日奈子のムチムチ感目当てでの鑑賞で、内容はさほど期待してなかったが、
予想していた以上に面白かった。
(^_^)

​今作は、インディペンデント映画特有の緩さと、生と死を巡る温かい眼差しが同居した、ヒューマンドラマ。
死神のお仕事に同行し、​様々な事情を抱えながら最期を迎える人間達のドラマや、
遺された者たちの姿を間近で垣間見る主人公の美帆。
|д゚)チラッ
生と死の境界線で多様な人間模様に触れるうちに、
絶望に染まっていた主人公の心境に、変化が見え始め、、、そんなストーリーライン。
​人間は、死期のタイムリミットが設定されると、急に価値観が変わったりする。
「最高の人生の見つけ方」など、これまで多くの映画が、そうした死生観を題材にした作品を世に残してきた。
今作もそういう類いの映画になるだろう。

​まず、美帆役を演じた主演の​桜井日奈子が良かった。
出る作品のたびにどんどん演技達者になっており、最近は、気の強い女性役がハマっている。
今作もそういう役柄で作品を力強く引っ張っていた。
彼女の30代は、ツンデレ役が最も似合うはずだ(笑)
(-ω☆)キラリ

劇中、数あるエピソードの中でも特に「漫才師」のエピソードは、
完成度が高く、深く胸を打たれる仕上がりだと思った。
売れない芸人の葛藤や、相方への愛憎入り乱れた感情の描写は、郷愁漂う切ない話で、涙腺が少し緩んだ。

作品全体を包む独特の空気感と世界観がとにかく心地よく、
飛び抜けて面白いとまでは言わないが、最後まで魅了される世界観だった。
目を見張ったのは、死神サクマ​役を演じた日隠。
彼のクールな存在感と、劇中で放たれる「低音ボイス」が、
非常にクセになり、今後の活躍に注目せざるを得ない。
中島歩と黒崎煌代と日隠の「低音ボイス3人衆」で、ドラマか何かを企画したら、大ヒットしそうな予感しかしない。
脇役も、麒麟の川島明などの低音ボイス陣で固めたいところだ(笑)
(-ω☆)キラリ

ただし!
(ΦωΦ)フフフ…

あの世とこの世の境目にあるバーバーという、魅力的な設定の割に、
その理容室の設定が、ストーリー展開にあまり生かされていないように感じた。不完全燃焼さが残り、勿体ない。

また、いまおかしんじ監督の映画は、過去に「となりの宇宙人」などレビューした事もあるが、
映像的な演出の上手さはそこまで感じない。求める演技も過剰な所があり、チープに見える瞬間も多々ある。
(-_-;)
しかし、いまおかしんじ監督の強みである、人間味や情感の溢れる空気感が、
今作は際立ってストレートに伝わってきた。
演出としての洗練さは感じないが、逆に、その泥臭さが、かえって作品に血を通わせていると感じた。
生き死にを扱う今作のような題材が、合うのかもしれない。

今作の舞台となる「あの世とこの世の境目にある理容室」は、
のんが主演を務めた映画「天間荘の三姉妹」における旅館設定のような、
生と死の中間地点としての役割を果たしていた。
よくある「死神」という設定も、今作の死神は決して恐ろしい存在ではなく、
私が子供の頃に大好きだった、えんどコイチ先生の漫画「死神くん」に通ずるような、
どこか親しみやすくヒューマンな味付けがされているのが特徴だ。

死神たちがなぜか居酒屋で上部会議をしているといった、
インディペンデント映画特有の悪ノリやくだらなさ、そしてコミカルな死神の使い方が、作品の独自の魅力に繋がっていた。

また、今作において、死生観は比較的軽めに描かれている。
死を過度に神聖視したり、重苦しく描きすぎたりしないからこそ、
前述に指摘した、人間味や情感の溢れる空気感が醸成されているのだろう。

​物語の核は、現世に嫌気が差した主人公が死神の仕事に付き添い、
いろんな人間模様を垣間見て生きる事に意欲を出すという、再生のプロセスになる。
一方で、今作が素晴らしいと思える理由は、亡くなる人だけでなく、
「この世に残って今後も生きていく人」にも、しっかりスポットを当てている点だ。
( ゚Д゚)y─┛~~

遺された者の悲しみや前を向く姿を丁寧に描写することで、
主人公だけでなく観客側にも「生きること」への肯定感を、
じんわりと抱かせる、優しい名作に仕上がっていた。
そういう意味でいえば、「ほどなく、お別れです」ほど、ワンワンギャンギャン泣くような作品ではないが、
方向性や描いている人々の対象は、ほぼ同じとも言える。

生きる事が辛くなってる人には、鑑賞後は気持ちが前向きになれそうな作品だった。

追記
以前にも書いたかもしれないが、山脇辰哉は、現役ニコ生人気配信者の「七原くん」にソックリなので、
七原くん題材で「笑いのカイブツ」的な作品をやるなら、ピンズドでハマるはずだし、
面倒くさい性格のニコ生民も納得するに違いない。
その為には、七原くんは伝説的な最期を遂げる必要があるけれど(笑)
シ━━━ッd(ºεº;)

良かった演者
桜井日奈子
日隠
山脇辰哉
細井じゅん
岡部大
平井亜門
宇野祥平
美保純
工藤遥

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