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ゴッドファーザーのabeeのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

中学生のときに1度見たのですが、なんせ長くて当時の私は疲れてしまい良さが全く分からなかったので、リベンジです!

いやぁーー良かったですねぇ。

初めて見たときと同じくやはり60万ドルの馬の首がショッキング‼︎‼︎

ただマフィアものと思って見ると少しタルい感じなのかも。一つの家族のお話としてみると良いかもしれませんね。

公開当時アカデミー賞の作品賞を受賞しているわけですが、今だったら絶対受賞できない。てゆうか公開できない表現も出てきてましたね。
5大ファミリーの会合を開いた際のヤクの取引をビジネスとして行なっていくかどうか話し合っているシーン。ドン・コルレオーネは頑なにヤクに手を出すことは拒否していたわけですが、1人が「ヤクに手を出すのは反対だが、うちのシマではヤクは黒人にだけ売るようにする。」とゆうセリフがあるのですね。
これってきっと時代ですよね。当時だから容認できていたこと。

語りたいシーンがあり過ぎて困ってしまうのですが…
最後のマイケルが妹の旦那を殺すシーン。私としてはマイケルにとって実際の家族とファミリーってゆうのは別のものなのかなと思いました。そしてマイケルにとっては実の家族よりファミリーの方が優先順位としては上なのだと。
彼が妹の旦那に言って聞かせた通り、コニーとその息子のことを考えると旦那を殺すとゆう選択はコニーを不幸にすることです。妹がマイケルに対して泣いて抗議していることをみるとこの時は夫婦関係は上手くいっていたはず。それでも旦那を殺したとゆうことはファミリーにとって邪魔になると判断したからなんですよね。
ゴッド・ファーザー(マーロン・ブランド)は実の家族もファミリーとしての家族も同じように愛しているように見えました。もちろん実の家族は特別でしょうが。要するにマーロン・ブランドよりアル・パチーノの方が冷酷な面を持っていると思えたとゆうことです。
Ⅱを見ればその部分がもっと分かるかなと思ってるので楽しみにしてます。

アル・パチーノ凄く若いですが、声に面影がありますね。マーロン・ブランドもアル・パチーノも男性としては声が高めなので、凄く親子らしい感じがしました。

1番好きなシーンはゴッド・ファーザーが孫(マイケルの息子)と畑で遊んでるシーンですかね。癒されたし、マフィアも人の子なんだと痛感させられました。
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