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生きてるものはいないのかのminorufukuのレビュー・感想・評価

生きてるものはいないのか(2011年製作の映画)
3.2
大学構内を舞台に、学生や講師、従業員たちが各々日常会話を交わす中、突如殺人ウイルスが蔓延するという話。舞台演劇が原作。

会話劇で群像劇な形態をとっており、ストーリー性は極端に薄い。おそろしく中身のないダラダラ会話をどこで息継ぎしてるんだと思うくらいの勢いでひたすら続ける俳優たちには脱帽するが、シュールなアート系作品と割り切ったとしても面白いかどうかは微妙。ウイルスについての明確な感染経路も特に語られず、本当に唐突に世界が終焉に向かう。特に盛り上がりはない。綺麗どころと女優陣がバタバタ死んでいくのは衝撃的。

染谷将太が主演っぽい紹介されているが、あくまで登場人物の1人で出番も少なめ。あとは高梨臨あたりが知名度高いが、こちらもすぐ死ぬんだよね。
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