このレビューはネタバレを含みます
ロクでもない領主を大魔神がぶっ殺してくれるお話。暴れたのは神様か魔神か分かりにくかったですが、「大魔神」なので魔神なんでしょう。
ラスト15分でやっと動き出す大魔神。それまでは出てくるキャラクターが相当古典的な人たちばかりなので、かなり退屈でした…。展開も完全なる勧善懲悪。破壊っぷりは容赦なかったですが。演技もあまり上手い人いませんでした…。
特撮の方はブルーバックをふんだんに使い、かなり頑張っていて、違和感のあるシーンが殆どありませんでした。大館を掴んで歩くところなんか凄い。しかしそのサイズ感だけは、最初から最後まで今一つピンとこないままでした。
話は全く面白くない一方で、ラストの特撮はハイレベルなために見応えがありましたが、例の顔面変貌も含めて、特に心に残るものがなかった映画でした。