トランスマスター

バットマン リターンズのトランスマスターのレビュー・感想・評価

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)
3.0
♯132(2023年) 『バットマン』生みの親
漫画家のボブ・ケインは、
レオナルド・ダヴィンチの『羽ばたき機』からバットマンの着想を得ました。

キャットウーマンコミックス初登場
1940年『バットマン』1号

舞台はジョーカー亡き後のゴッサム・シティ

ヴィランは、
ゴッサムシティに原子力発電所を作ると偽り、大型蓄電所建設を企む実業家
マックス・シュレック

幼少期に奇形が原因で両親から捨てられ、下水道でペンギンに育てられ自らサーカス党を率いる
ペンギン(オズワルド・コブルポット)

シュレックの秘書で、シュレックの情報をかぎまわり建物から突き落とされ自作コスプレヴィランとなったキャット・ウーマン
(セリーナ・カイル)※ヒロインも兼任

シュレックはペンギンを次期ゴッサムシティ市長へ当選させるべく様々な支援を行う。
ペンギンはバットマンをヴィランに仕立て上げるネガティブキャンペーンを展開する。

敵なのか味方なのかわからないキャットウーマンにブルース・ウェインは惹かれて行くが…。

◆良い点/注目ポイント
・今作のペンギンのモデルはタバコのKoolのパッケージに描かれた
タキシードを着たペンギンです。
・クリストファー・ウォーケンの演じるシュレックが、秘書のセリーナを油断させるシーンが一番印象に残りました。
・今作のヴィランも『SPIDEY』のヴィランのようにそれぞれヴィランになるまでの過程を描いているので、敵ながら同情してしまいます。現役市長の赤ちゃんをサーカス団員がアクロバティックにマンホールにさらっていき、数秒後マンホールから赤ちゃんを抱えたペンギンが登場して英雄になるシーンは、ゴッサム市民アホの極み。どう考えても自作自演…。

◆改善点
・無し。

◆総括
・随所にティム・バートン監督のダークな世界観が散りばめられた『バットマン』でした。

ミシェル・ファイファーは、
DC『バットマンリターンズ』で
初代キャットウーマン

MARVEL『アントマン』で
初代ワスプ(ジャネット・ヴァン・ダイン)
を演じているアメコミ女優の先駆者です。

-2023年132本目-