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オーディションのRのレビュー・感想・評価

オーディション(2000年製作の映画)
4.7
いやー、久しぶりにこんな怖い映画見た! ちょっと前にホラー映画?たくさん見てたけどこれピカイチ。てか、今まで見たホラーの中でもかなり上位の怖さ! Amazonプライムでタダで見れるうちに是非! 見たあと体がすごく疲労してて、ストレッチしたくなるくらい硬直してた笑 さすが、世界に名を轟かせる作品なだけあるわー。この恐ろしい恐ろしい映画は、主人公の青山が、病室でむごい死を迎える妻を看取るシーンから始まります。その7年後、最近しょぼくれてんじゃない? そろそろ再婚したら?と高校生の息子に言われ、それもアリか、と思う青山。彼は小さな映画会社をやってて、吉川という芸能関係の仕事をしてる奴に、映画企画のオーディションをやるついでにいい女の子探してみたら?と持ちかけられる。で、実際オーディションをしてみると、ロクな女がいない。このシーンは次々と現れる変な女たちの描写がユーモア満載でかなり笑える。そんな中にただ一人、育ちが良く薄幸そうな長髪の美女・麻美がいる。控え目な麗しさに心を奪われ、その後まんまと何度かデートを重ねるうち、彼女は青山に心を開き、青山もどんどんのめり込んでいくのだが…とここまでは結構コミカルでハハハハハと笑いながらこれます。ただ個人的にこいつはキツイ、と思ったのが、青山演じる石橋凌が麻美とテーブル越しに話してるシーン、喜びに緩みきった表情で、やさしい恋の視線を麻美に送ってるのを、真正面からカメラ目線でとらえたショット。石橋凌いい俳優で好きやけど、さすがにこれはオエップとなります笑 性的に好きな人にはたまらんかもね! そして、青山から電話が来るのを自宅アパートでずーーーっと待ってる麻美さん……あたりから、戦慄に次ぐ戦慄が! すべてのショットが陰影、アングル、色彩、あらゆる点で不穏さ、不気味さに満ち溢れていて、何度鳥肌がたったことか! すばらしいホラー演出の数々に圧倒され続け、すげーーーってなったあとで、まさかの! ふわーーーからの夢と現が入り混じったカオスな映像のめくるめく奔流!!! 恐怖のジェットコースター!!! 怖くて怖くて見終わったあと、暗い部屋に私はひとりでいることができるのか! と真剣に思ったくらい。その後のクライマックスは、逆に明確化したホラーの正体に安心したし、めちゃくちゃ楽しそうなキリキリキリキリにひいいいいい!!!イタタタタタタタ!!!となりながらも大爆笑してしまった。すばらしいです! 二度と見たいと思わないかもしれなくもないが、一度は絶対見ておくべき傑作ホラーだと思う! いや、2回目の方がネタわかってるから、今度は案外コメディとしてもっと楽しく笑えるかもしれない。ホントに無茶苦茶しますね、三池監督は。日本を代表する監督なのにあんまり見てないので、何かオススメがあれば是非ともお教えください。今んとこ見てるのはどれも結構好きかも!