追想のオリアナの作品情報・感想・評価

追想のオリアナ1984年製作の映画)

ORIANA

製作国:

上映時間:88分

4.4

『追想のオリアナ』に投稿された感想・評価

ベネズエラの女流監督、フィナ・トレスの日本初公開(おそらくデビュー作)作品。20年ぶりに叔母オリアナの邸を訪れたマリア。回想。おリアナの波乱に満ちた人生を辿る。
キネカ大森にて
このレビューはネタバレを含みます

必要最小限のセリフで表現されていて、面白かったんだけど、少し見逃すとわかんなくなる感じがあった。
少し巻き戻しながら観た。

演技も風景も光の使い方も全てが美しかった。オリアナ役の方が好き。
別の人…

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[ベネズエラの"エル・スール"は女性の普遍的な戦いを描く] 70点

1985年カンヌ映画祭カメラドール受賞作、フィナ・トレス長編一作目。オリアナが亡くなった。その報を受けた姪のマリアは、幼少期に少…

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カメラドール受賞作品。
入れ子式になった回想の境界線上をシームレスに往来する叙述を経て、そこかしこに点在する“写真”というファクターが最終盤で時空を越えて線形を成す。その瞬間、索漠とした光景に浮かび…

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CU
5.0
フランスとベネズエラの合作。誰にでも大切な過去があることをしみじみと思わせてくれる映画。隠れた傑作と言わせてください。

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