『グレムリン』『グーニーズ』の脚本、『ホーム・アローン1、2』の監督が監督なんだ。
たまにケビンスタイルの叫びやる。
脚本は思っていたよりご都合主義。
動機はインスタントだったり説明されていなかったり。
ハリーポッターを中心にすべてが回っている。
(原作は小学生の時に読んだ。映画はだいぶ昔に何度か観た。)
いわゆる異世界転生もののノリ。
ハリーのために用意された世界。
まずはフリである、屈辱パート、抑圧、極悪マグル家族をやって、実は特別な存在、有名人、金持ちでした、という。
そこからは大きな仕掛けとしての”スネイプ、サス”がありつつ、世界観の説明をしつつ、ヴォルデモート関連の問題が絡んでくる。
ヴォルデモートはもともと思惑があり、内通者からの賢者の石獲得に向けたアプローチをしつつも、決め手としてはハグリッド。
ハグリッドが解決側も同時に育てる、マッチポンプスタイル。
謎解きを引っ張る役割としてのハグリッドと、重大なセキュリティホールとしてのハグリッドを許容しているダンブルドアたちの理屈は説明されず。
後半は、死亡遊戯スタイルというか、『ドラゴンボール』でも『るろうに剣心』でもあった、順番に試練をクリアしていくやつ。
”メンバーみんなの活躍”と”自己犠牲のドラマ”をやれるやつ。
+良い感じにそれまでの要素を回収。
ラストの点数発表のシーン。
ダンブルドア、教育者としては最低。
スリザリンを咬ませ犬にする必要。。
今ならわかる、スリザリンってslitheringからか。
スリザリンはキリスト教的に悪いイメージだからだろうけど、なんとなく字面のイメージが一致している気がするのが不思議。
ハッフルパフはなんかパッとしないけど悪くはなさそう。
グリフィンドールは王道っぽそう。
言葉を作るときの人間の感覚は割と一緒なのかも。
(英語でもピーとかプープとか直感でわかる感じあるし。)
みんなゴリゴリのイギリス英語。
最近、Netflixの『オールド・ガード』の製薬会社CEOや、『悪魔はいつもそこに』のヤバいやつ、なんかあの目、観たことある気がしてたんだけど、ダドリーだった。
しかもダドリー以降は観ていなかった。