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スプライスのminorufukuのレビュー・感想・評価

スプライス(2008年製作の映画)
3.6
医療用タンパク質を生成する研究している遺伝子科学者が、研究完成のためヒトの遺伝子を加えた生物を創造する話。

映画「CUBE」の監督作品。
SFホラーなのだが、観たあとのダメージが酷い。
怖い、イタいと感じるホラーは多いが、ここまで生理的嫌悪を引き起こされる映画は稀有だろう。
もう、生み出された生物が最初から気持ち悪い造形なのに、主人公2人は愛情こめて育てている。遺伝子科学者の性なのか?
下手にヒトと似ているだけに相当気色悪い。
ストーリーもよくぞここまで食欲無くさせる展開にしたなあとある意味感心。
主演2人のエイドリアン ブロディとサラ ポーリーが下手にいい人顔AND癒し系なだけに、グロテスクな作風とのギャップがあって面白かった。

人にはオススメできないが、良くできた映画。
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