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おとなのけんかのminorufukuのレビュー・感想・評価

おとなのけんか(2011年製作の映画)
4.2
メチャメチャ笑った!
テンポ良くて爽快。

子ども同志のケンカを解決するためにお互いの夫婦が集まって話し合うという話。
登場人物は4人のみ。原作は戯曲らしい。

お互い「子どものやったことなのだから、親同士は冷静に大人の対応で穏便に解決」みたいなスタンスでのぞむのだが、それが徐々に感情的になり、しかも論点がどんどんズレて泥沼化していくのが面白い。しかもその論点のズレ方が変。
これ、映画の冒頭の時点で事実関係の確認終わって、一方の夫婦がおいとましようとする状態からスタートして、何度か帰ろうとするのだか、あの手この手のネタで四人を部屋から出さないでついには80分ガチンコファイトになるという。すごい脚本。オープニングからかなり巻きめでトントン進む。展開速い。
単純に夫婦VS夫婦ではなく、話の流れによっては旦那ペアVS奥さんズになったりして、色々飽きない。
本当に大人気ない^_^
そして、嵐のようなケンカのあとのオチが爆笑。やはり争いは無駄なのねー。
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