ボロロボ

バニシングIN60”のボロロボのレビュー・感想・評価

バニシングIN60”(1974年製作の映画)
4.0
長らくClipしたままだった当作を円盤レンタルにてやっと鑑賞。
吹替音声。

表稼業は自動車保険の一流調査員、裏の顔は凄腕の自動車窃盗。裏表を組み合わせたビジネスで活躍する男が、裏稼業でのドデカい依頼に挑戦するオハナシ。
なんだけど、そのドデカいスケールはどこへやら、な展開になるので、メインストーリーすら添え物だ😅

 プロデュース、オレ!
 監督、オレ!
 脚本、オレ!
 主演、オレ!
 スタント、オレ!
大谷翔平もビックリの5ツールプレイヤー、H.B.ハリッキー。『フォロウィング』でのクリストファー・ノーランみたいだ👍

オープニングクレジットで示される主人公《エレノア》とは、黄色い73年型フォード・マスタング👍 俳優の紹介は一切なし😮

ぶっちゃけ映画作品としては粗っぽい。カットの繋ぎ目が不思議なところもあるし、オハナシの建付けは途中からどうでもよくなっていくし。
けれど、カーアクション、カーチェイスの迫力は凄まじく、さらにはその尺の長さも半端ねえ、スゲエ👏

ゲリラ的に撮影したという一般群衆も交えた街中でのカーチェイスシーンにはオドロキ😵😳

連鎖する多重追突。

オフロードでの撹乱👍
※この展開にも驚かされた😳

パトカーに向けて中指立てるバイカー達😆

日系人の市長。
ダットサンのビル。
マツダのディーラー。
キャデラックのディーラー。店長はインド系かムスリム系か。
そういった当時のアメリカ自動車産業の状況も取り込まれていてステキ🥰

「ワックスかけます?」
「洗車だけでいいよ」

最後のオチ👍👍👍👏👏👏
「またな、ビリー!」
※とは言え「そもそものオハナシはどうしたの?」という疑問は残るけれど😅

エンドクレジット中に流れる黒人ギャング達のくだらない会話😆

アメ車好きなので、レビュースコアは超絶贔屓。贔屓しなければ3.5〜3.7くらいかなあ😅 当作ではいろんな車が登場して眼福極まりないのだけど、マンタ・ミラージュにはマジびっくりで思わず声が出た😵
思ってた以上に楽しかった‼️





DVDに収録されてる映像の解像度が低いのか、上下も左右も黒帯付き・・・狭苦しい絵面での鑑賞になってしまったので、Blu-rayを手配した。再鑑賞するゾ‼️
4件
  • ボロロボ

    https://note.com/kunihikonarumi/n/n572a2af74ee1

  • ボロロボ

    HDニューマスターのBlu-RayをGET‼️ 特典映像だけでも価値あり。 そしてHDで画面一杯の映像を堪能できる❗ 吹替版、主人公ペイスは中尾彬かぁー(感慨深い👍)

  • ボロロボ

    改めて観ると『ベイビー・ドライバー』への影響大だなあ。 あと、保険かかってることは大事😁

  • ボロロボ

    Lock your car or it may be gone in 60 seconds.

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昭和の“東映まんがまつり”世代。 「そういえば、たくさん映画を観てきたけど、記録つけてないな」という思い付きから始めました。 過去に観たものは【観たことだけ】でも記録しつつ(気付いたらレビュー書かず…

昭和の“東映まんがまつり”世代。 「そういえば、たくさん映画を観てきたけど、記録つけてないな」という思い付きから始めました。 過去に観たものは【観たことだけ】でも記録しつつ(気付いたらレビュー書かずにMarkだけしてます)、フィルマークスに登録してから観た作品について感想を書きなぐってます。レビューは投稿後に割とちょこちょこ書き直してます、すんません。 レビューしなくなる時期は、仕事で多忙か、ゲームにドはまりしてるか、家族サービスしてます(カミさんを小旅行へ連れて行くことが多いです)。 休日はできるだけ映画館へ行って現実逃避してます。コレをやらないとストレスが蓄積されてしまうという面倒な人間です。カミさんはそれを理解してくれてるので1人の休日を映画鑑賞に費やすことに対して文句付けては来ませんが、その代わりにカミさんも休みの日には家族サービスを優先してます。遊びたいゲームと観たい映画が重なると休みが欲しくなりますが、ゲームを優先してしまう傾向が強いです。 【私的レビュースコア感覚】 「3.9と4.0のカベは大きい」と勝手に思ってます。 基本商業作品には3.0以上を付けてますが、まれにそれ以下のスコアを付けることがあります。 ステキなレビュワーさん達のおかげで観たい作品が増える増える・・・果たして死ぬまでに観終えられるか?ww 好物:SF(宇宙とかタイムトラベルとか)/アクション/コメディ/ロボットアニメ(サンライズ系)/ヒーローもの/ハードボイルド/スリラー/ミステリー/サスペンス 苦手:ホラー/スプラッター/ベッタベタのラブストーリー(特に邦画) 緩く繋がる派なのであんまりコメント書かないタイプです、ご了承ください。 以下蛇足。 映画好きなのは、どうやら母親譲りらしいです。母は、父と結婚するまでは映画館へ入り浸っていて(地元映画館経営者と仲が良く顔パスだったとか。何とおおらかな時代ww)、当人曰く「映画は青春時代の娯楽」だったそうです。私の幼少期には、おもちゃをおねだりしても頑として聞き入れてくれなかった母ですが、映画を観ることだけは極めてハードルが低く、反対されることはありませんでした。