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『KYOKO』に投稿された感想・評価

村上龍ってカンブリア宮殿の人でなくて昔は何か村上春樹とW村上とW浅野みたいに言われてた?作家だった。
エヴァンゲリオンが最初に何かこれは凄いのでは?!と評判になった時期に鈴原トウジと相田ケンスケの名前の元ネタである『愛と幻想のファシズム』を読んだ。
中途半端に終わっておりつまんなかった。
後の『五分後の世界』もそんな感じでこの作家はこういう芸風なのかとも思い村上龍からは遠ざかった。
当時丁度『村上龍自選小説集』が出ててその一巻に収録されてた原作『KYOKO』を読んだ。
この『村上龍自選小説集』は五巻目から表紙のデザインが変わる謎仕様でこういう装幀デザインがおざなりな感じの本は嫌いである。
作者である村上龍は本の装幀デザインに関しては関心がないのだろうか。
京極夏彦だったら絶対に許さないと思う。
『KYOKO』ですが何と言うか若い女の子に対して世界全体が甘すぎてお話として面白くない。
まるで「初めてのおつかい」みたい。
確か主人公KYOKOが通りすがりの金持ちの老婦人に道を聞くか何かして「ありがとう」ってちょっとダンスのステップか何かしたらそれだけで老婦人はKYOKOが育ちが良く優しく人を思いやる素晴らしい女の子だと確信して(なんで?)自分の家に招いたりする。
KYOKOがピンチ(金を騙し取られたり)になっても直ぐに誰かが助けてくれる。
かように会う人々、世の中全てがKYOKOの味方で見てて「よかったよかった、もういいや」
という気分になる。
村上龍監督作品。
何故か映画館で見た様に記憶してる。
tak
3.0
村上龍監督映画の中で最も一般に受け入れられた作品。高岡早紀が主演だし、当時ロードムービーは流行りだったし、キューバ音楽が魅力的だし…と一般的な映画としての成功要因はある。かといって村上龍作品に欠かせないシビアな目線は失われていない。HIV患者をめぐる偏見と外国人から見た日本人への偏見が重なっていく中で、きちんと描かれている。

1996年は「shall we ダンス?」一人勝ちの年だった。そんな世間の風潮の中で、この映画の高岡早紀に主演女優賞を贈った毎日映画コンクールの審査員の皆さま。あんたたちこそ偉い。

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