生まれつき身体が弱く、甘やかされて育ったつぐみはわがままな18才の少女。しかし死の恐怖と背中合わせの日常を送っているせいなのだろうか、その不思議な生命力にまりあは心をひきつけられるのだ。東…
>>続きを読む大正末期、伊豆への旅に出た一高生の川島は、天城街道で旅芸人の一行と出会い、下田まで同行することに。やがて、川島は一座の若き踊り子・薫の無邪気さに癒やされ、薫も川島に惹かれ始めていくのだが、…
>>続きを読む神戸に住む小学6年生のサッカー仲間、木山諄、河辺、山下の3人は、人が死んだらどうなるかに興味を抱き、きっともうじき死にそうな近所に住む変わり者の老人・傳法喜八(三國連太郎)を観察することに…
>>続きを読む四万十川に面した小さな食料品店、山本商店では、主の秀男(小林薫)が突然出稼ぎ先で大ケガをして入院した。 母親のスミ(樋口可南子)は、5人兄弟の子供たちを養うので手いっぱい。子供たちの面倒は…
>>続きを読む不動産会社で働く薫は、弟の結婚話をきっかけに、20年前に父の愛人・ヨーコさんと過ごした夏を思い出す。小4の夏、父とけんかをして母が出て行き、数日後にヨーコさんは現れた。豪快でおおらかな彼女…
>>続きを読む夏の海の光をあびて素足で砂をふみしめたい。そんな良子の願いも大きな波の流れに消えて...。少年の心はさけぶ―いのちの尊さを―。横浜工業地帯の町を舞台に、明るい少年と、岩手から転校してきた病…
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