如何にもな演出や編集過多は置いといて、当時二十八歳?の田中裕子が童顔ながら色気を漂わせていて流石に伊達ではないのだなと思う。長回しによる金子研三との性描写はこれ見よがしといった感じで汗が滲み出る昭和…
>>続きを読む旅先で映画館
岐阜駅から徒歩15分ほどの商店街内にあるロイヤル劇場
入り口を見上げると往年の銀幕スターの手書きの肖像が描かれていて劇場に入る段階からワクワクします
こちらの劇場は35mmフィルム上映…
このレビューはネタバレを含みます
建造少年はハムレットと重なるところが多いように感じる。
ハムレットといえば、自分と亡き父を裏切った母とその母をそそのかした“男”という存在。
それを憎み、周りの変化を受け入れられず、鬱屈した青年。
…
心待ちにしてたらラスト30分で。
14歳下田在住の少年オノデラケンゾー、思わぬ母の姿に受けるショック。家出する。伊豆の踊り子逆走バージョンで天城越えしてやる。
でもなあ。坂上二郎も柄本明もどっか行…
このレビューはネタバレを含みます
2024.22作目
何もかも新鮮やった。
カメラアングル、音質、キャラ配置や演出が今と全然違って面白かった。
特に演出はかっこいい。
主人公がはなの売春行為を見て、ドクオに怒りを募らせるシーンは、フ…
このレビューはネタバレを含みます
年代の明記はないが太平洋戦争真っ只中のある夏の天城山で、ひとつの殺人事件が起こる。殺人といっても最初は脱ぎ捨てられた衣服や鞄などの持ち物が見つかるだけで死体は発見されない。
やがて聞き込みによりおそ…
印刷所を営むオノデラ・ケンゾウのもとを、一人の老刑事が訪れ、40年以上前の事件資料300部の印刷を依頼する。それを見たケンゾウははっとする。
かつて、天城峠で白痴の大男が殺害される事件が起こった。…
14才の少年の心を借りて田中裕子さんの甘酸っぱさにドキドキする映画。観てて心が思春期にタイムスリップする作品の中で群を抜いて生々しく且つ感傷的。ミステリーとしての意外性は浅くて弱いが、守備範囲が違う…
>>続きを読む最近松本清張の原作シリーズを立て続けに観ています。
【霧プロダクション】のロゴがカッコいいのと、一目で松本清張だなと分かる横顔のタラコ唇。
福岡に住んでいたこの頃、湖月堂の栗饅頭のCMに松本清張が出…
©1983松竹株式会社