天城越えの作品情報・感想・評価

「天城越え」に投稿された感想・評価

mtmt

mtmtの感想・評価

3.5
松本清張原作サスペンス小説の映画化。ストーリーはそれほどとは思わなかったが、映像には独特の重厚感があった。しかしこの映画の魅力はなんと言っても妖艷な女性を演じた田中裕子です。少年の年上女性に対する憧憬を挑発しまくってます。素敵です。
natsuco

natsucoの感想・評価

3.3
田中裕子の湿度を感じる娼婦役がすごい。
ストーリーもじめっとした重い感じで、時代感が面白く感じる。セットの夕日とか。

渡瀬恒彦の晩年刑事の演技はまるでコントのおじいちゃんでかなり浮く。
とにかく、田中裕子さんの演技の凄まじいこと。圧倒された。
主人公の彼の純情が痛ましい。それゆえに、この物語でハナはあんなにも美しいのだろう。激しい雨の中、ハナが少年に語りかける口だけが動くショットがいつまでも残り続ける。
序盤の「少年の裸足が後ずさり、前進するのを繰り返す」からの「振り向く少年の顔」という流れ、画角的な違和感がいいと思った
田中裕子いろっぽい
Abu

Abuの感想・評価

3.8
この頃の『タコハイ』の人気は凄まじいもので、多くの方は彼女目当てに映画館に行ったもんです。
それにしても妖艶ですな〜
生唾が出ます。
我らがジュリーもやられるのも頷けますね。
映画ですが…
『タコハイ』ばかりに気を取られがちですが、中々よく出来ていて面白いですよ😀


『タコハイ』とはもちろん田中裕子さんの事です。ハイ🤗
この作品を観た殆どの方が、妖艶な娼婦 ハナ(田中裕子さん)のお姿を1番フィーチャーされていると思うし、それは私もだった。自然な振舞いであの演技をなさるのだから、同じ女から見ても吸い込まれてしまいそうで堪らない。思わずついていって触れてみたくなるけれど、触れてみようとしてもヒラヒラと何処かへ飛んでいってしまいそう‥‥ ハナは決して摑まえることのできない蝶だった。

でも私が一番心に残ってしまったのは、あの坊ちゃん(伊藤洋一さん)のことだった。
「残った」のではなく「残ってしまった」ということ‥‥
少年が痛々しくてならない。あの瞬間を忘れることができない。守ってあげたくなる。どうにも気がかりだし不憫でならない。こっちへおいでって手を差し伸べたくなる。
大人たちが守ってあげなかったから少年だけが傷ついてしまった。
母親は罪深い人。

少年の母親そしてハナ。この2人が少年の心を深く傷つけてしまったけれどハナはそのことにすぐ気づいてくれた。
結果ハナは傷ついた少年に対し魂の底からの抱擁以上のものを送ったということになると思うし ハナこそが真の母親だったのではないかと、また そうあってほしかったとどうしても願ってしまう‥‥
ほし

ほしの感想・評価

4.5
未解決事件の枷を引きずる渡瀬が重く歩くアバンタイトルから堪らない。性から逃れたにも関わらず性に魅入られる少年を豪雨が2度包み、数十年を経て夕陽が彼にとどめを刺す。加藤泰イズムの香る画角。

このレビューはネタバレを含みます

この時代設定のサスペンスってなんか好き。足音のない恐怖、って感じ。映画自体は割と古いけど、この本能的な緊張感は今の映画じゃ出ないと思う。
思春期の性に対する興味と、母親や好きになった女の人への恋心みたいなものが性によって裏切られることのアンビバレンス。それがこんな殺気に変わるのは恐ろしいな。
いまの天城山はヤンキーがパポパポいってバイクで走ってんねやろか…
伊豆の踊り子とかしろばんば好きでいつか下田あたり行ってみたいと思っていたけど、いよいよ天城山に行きたくなってきた。
田中裕子のエロスが凄い
昭和の映画独特の、
文字がバーンと大きく写るのがなんか好きです
NAO

NAOの感想・評価

3.4
2018.01.23 on hulu
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トラウマと初恋と殺人
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松本清張5作目

監督が野村芳太郎じゃないからか、いつもの清張映画と違い、つかみが悪く、印象的な音楽も無し。中盤までは、全貌が全く見えずつかみも悪い為、かなり退屈。てかこの尺要らない。。

ま、何はともあれ田中裕子の魅力が詰まった作品。
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