青春の構図の作品情報・感想・評価

「青春の構図」に投稿された感想・評価

三四郎

三四郎の感想・評価

1.0
アイドル映画でくさいくさいセリフと下手な演技…。しかし如何なる駄作でもひとつぐらいは美しいシーンがあるもので。

海岸シーン
波が岩にあたり砕ける、バックには夕焼けによりオレンジに染まった海…
「人間の愛が信じられないなんて、不幸な人ね…いつか私、人間の愛がどんなに素晴らしいか、あなたに教えてあげたい」
逆光で夕陽の輪っかがスクリーンに反射している。古典的ハリウッド映画では、これはミスとなり、あり得ない失敗なのだが、『イージーライダー』(1969年)からだったかしら、こういった斬新な手法がとられるようになったのだ。

わがままお嬢様のおケイ。愛する人に宛てた手紙には「K」と書いてある。すなわち「Kの手紙」…漱石『こころ』の非常に下手な模倣?もうやめてくれと観ているこちらが赤面、役者たちが下手なのか、監督の演出が悪いのか、そもそも原作と脚本からして酷いのか…。

中学時代、ただ岡田奈々見たさに画質の悪いYouTubeでこの作品を見た。あの時もストーリーがつまらなすぎて「大した映画じゃない」と思った記憶はあるが、まぁ当時は岡田奈々好きだったし、「青春の坂道」聴けるし、それだけで満足だった。彼女は本当に可憐な美少女だった。中学時代は、この可愛い顔が好きだったが、今となっては、とくに当時のように胸が騒ぐことはない。不思議なもんだ。南沙織なんてもう全く興味もないしなぁ。

観てられない映画だが
「・・・クラシック、モーツァルト、都はるみから都の西北まで全部聞かしたんだがね」「君んとこのチャップリン元気かい?」「あら失礼ね、あれはアラン・ドロンよ」ここら辺の会話は好き笑
Pudding

Puddingの感想・評価

4.0
以前「愛と誠」3部作で衝撃的な面白さにカルチャーショックを受け、ヒロイン繋がりで早乙女愛さんが出演している本作をスライド鑑賞。

やはりこの時代の青春映画の雰囲気、好きだな。

初見の女優岡田奈々さん、大学生にしてガソリンスタンドの社長。現在にも通じる美貌に目が奪われました。

また男性キャスト、脇役も個性豊かかつ家族関係も本筋に絡んでくる辺りも興味深い内容で楽しめます。

現在と比べ男含め毛髪量の割増感だったり、バスケの合宿に行ったのにスキーしてたり、絶対マリオ意識してるだろっていうコーディネートだったり、温泉に現れる雪男もどきおじさんの登場etc...ギャグは古典的なんだけど、皆振り切っているので笑い要素もGOOD!

それとは反対に男女一対一のバスケシーンの息遣いを強調する名場面だったり、海辺での人物配置(構図)が神がかっていたり、ここぞという時のズーミング等も目を引きました。

追伸:この時代の青春映画は今までノーマークだったので今後監督・女優縛りでしばらく見る映画に困らなそう