ミュージカルと思って見始めたら、とんだ勘違い(^^;; しっかり作られた歴史ドラマだった。
18世紀後半〜19世紀のイギリス、奴隷貿易廃止に生涯をかけたウィリアム・ウィルバーフォース議員の不屈の闘いを描く。
数百年続く、もはや社会のシステムの一部だった奴隷貿易、、、当然様々な利権が絡み簡単に廃止とはいかない…ウィリアムの苦労も多いけどやり抜いた情熱というか執念が凄まじい。こんな政治家、今いないよね。彼を支えた妻バーバラの力も大きい、彼女の数ある台詞が前向きで感動的、あんな奥さんがいたら心強い！
賛美歌アメイジング・グレイスの誕生にこんな過酷な歴史があったとは…知りませんでした。
主役の俳優ヨアン・グリフィズが、更に濃くした岡田准一に見えて仕方なかった(^_^;)
ベネディクト・カンバーバッチも首相役が似合ってました！
