良い部分は、出渕裕デザインによる仮面ライダーと、同じ改造人間としてデザインされた怪人たち。同じベクトルでデザインされているので、オリジナルのヒーロー然としたライダーと生物感ある怪人との乖離が無くなっています。
とはいえ、予算の関係か質感などはかなり安っぽいし、生物感も金属感も皆無で、明らかに樹脂による被り物にしか見えないです。
初代ライダーをリブートするにあたって画面から受ける印象は全く変わってないし、ともすれば初代の方が怪奇色があるぶんリアルでしたね。
それと格闘アクションはまあまあ良いんじゃないですかね
後は０点です。
およそプロが作ったとは思えない脚本や演出、演技。
当初はビデオコンテンツ用だったからだと思いますが予算もかなり限られていただろうことは分かるので、かなり厳しい現場だったのかなあとは思いますけどね。
下手くそな演技に無駄に様式に囚われた演出、まとまりのないストーリー。こんなもんがリブートなんて、正直初代ライダーに対する冒涜ですよ。
日本の映像コンテンツはいつになったら世界レベルに追いつくのかなあ。。。
