このレビューはネタバレを含みます
ホッケーマスクといつも間違われるレザーフェイスとチェーンソーのホラーというかコメディ。サリーの絶叫が喧しい。
序盤はかなりダラダラしていましたが、予想外のタイミングで飛び出してきてハンマーでカークの頭をカチ割るレザーフェイス。完全にコントの間合い。
そこから5人のうち4人までをあっさり血祭りにあげながら、サリーは仕留め切れないレザーフェイス。走りながらチェーンソーふかしてるのが面白かったですし、薮に逃げたサリーを追うときに丁寧に枝をカットしてる姿も笑えました。
そこからまたダラダラモードになり、サリーの絶叫からの逃走。最後のレザーフェイスのダンスがMVみたいで最高にダサくて素晴らしかったです。祖父の動きがどう見ても若者だったのも良かった。
もっと血飛沫まみれのグログロかと思いきやマイルドな描写。劇伴もほぼなく、タイミングだけでビビらせてくる演出はなかなかで、細かいことを完全に無視した脚本の思い切りのよさも素晴らしい。
全く怖くないという難点がありましたがなるほど後世に色々と影響を与えたのは頷ける作品でした。