たにたに

ドラゴンヘッドのたにたにのネタバレレビュー・内容・結末

ドラゴンヘッド(2003年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

痛みから目を覚ますとトンネル内新幹線事故により車内のクラスメートが全員死んでいた。どうやら生き残ったのは妻夫木1人のようだ。原因はなんだ。

呆然としていると物音が。山田孝之。彼はいじめられっ子、トイレに閉じ込められ助かったようだ。死んでいるクラスメートに追い打ちをかけるようにとどめをさす。
そしてもう1人の生き残り神田沙也加。

口紅で身体中を豹のように塗りたくり、自作の槍を持って2人を殺しにかかる山田孝之。どこの民族だよ。
間一髪通気口のようなところから、トンネルを抜け出す2人。山田孝之は瓦礫の下敷きとなり息絶える。彼の言った、赤の光…とは。彼は何を知っているのか。

やっとのことで、外にでるとそこは灰をかぶった終末の世界。食料を求め歩きだす2人。なんとローソンに救われる。ローソン!!??しかしお茶ばっか飲むな。

街を見つけ建物に入ると、大勢の生き残り。「無しにしないと…」と呟きながらおやじが日本刀を振りかざしてくる。日本刀ねぇだろ普通。そこにタイミングよく突っ込んでくる車。近藤芳正と藤木直人だ。銃で殺していく。なんでやねん。


龍脈による地殻変動がこの世界の終わりを導いたと気づく。そして磁場の変化で人間がパニックになったらしい。
建物の地下に入る。頭を縫われた少年が風船だらけの部屋でピアノを弾いている。

は??????????
鬼奴が倒れている。ハスキー声で生き絶えそう。笑かそうとしてるのか。


妻夫木と沙也加に銃を向ける藤木。藤木に銃を向ける近藤芳正。
藤木、近藤を撃つ。
命乞いの妻夫木の演技、すごいよ。


急に火山噴火。2人生きのこる。生きる意味に2人涙する。
ヘリコプターが現れ2人を乗せ、東京に向かう。しかし、事故って妻夫木落ちる。

東京に自力で着き、地下の避難所を見つけるも、皆感じることを忘れる食料を食べていた。誰が作ったのかは分からず終い。
皆無表情だ。妻夫木を待つ神田沙也加はそれを拒み口にしなかった。そんな妻夫木は神田沙也加と涙の再会。

再び火山(富士山?)が、噴火。
それを2人眺めている…。

以上



☆漫画の実写だったんですね。知らずに見たら現実かファンタジーかの違和感に混乱する。豹変する山田孝之がシュールに映る。
なんとなく、ハリウッドのよくある災害パニック映画に基本は近い。この類は伏線の張り方や回収作業が適当になりがち。
仕方ないかと思うものの、基本的に意味が分からないのと、神田沙也の演技が変。
ツッこんだら負けってやつですね。見た後にぬめーっとします。

ディズニーのトゥモローランドでも見て地球は救われる物語に、浸りましょう。
たにたに

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