こぼちゃん

プリティ・ウーマンのこぼちゃんのレビュー・感想・評価

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)
4.2
監督 ゲイリー・マーシャル、脚本 J・F・ロートン、実業家と娼婦の恋の物語。映画『マイ・フェア・レディ』を下敷きにした現代版シンデレラ・ストーリー。

ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ジュリア・ロバーツ)

ビバリーヒルズでの友人のホームパーティーに招かれた実業家のエドワード(リチャード・ギア)は、急な用事で弁護士のロータス・エスプリを借り出し運転するが、慣れないマニュアルシフト操作で道に迷い、ハリウッドの繁華街の路肩に車を止める。そのとき、路上で通行者の品定めをしていた娼婦ヴィヴィアン(ジュリア・ロバーツ)に声をかけられ、仕方なく20ドルでホテルまで運転を頼む。

買収予定の会社のモース社長と対談することになり、弁護士から「女性を連れて会食しろ」とアドバイスを受けたエドワードは、ヴィヴィアンとロサンゼルス滞在中の6日間を3000ドルで契約する。

まだ新人で初々しいジュリア・ロバーツ、ボディダブル(代理女優)も多用しているが、足が長くロングブーツがよく似合う。女性は骨盤が広がってるから、ウエストがくびれていたり、日焼けしてる部分としていない部分のショットも、セクシーでした。

エドワードのクレジット・カードと一言で、次々に変わる衣装や靴、バックやアクセサリーは見もの。マイフェア・レディやプラダを着た悪魔の様。また、下に見ていた店員の慌てぶりが痛快です。

リチャード・ギアは、紳士で心が広く、娼婦と言えども、あくまでレディとして扱ってるのが格好いい。最上階の贅沢なペントハウスでの、苺とシャンパンも素敵でした。ピアノでのラブシーンも綺麗。

二人で、ポロやオペラを見に行く。演目の椿姫は、娼婦と貴族の愛。見終わった後の涙の理由も分かります。契約のはずが次第にオンリーワンになりたい女心。叶わぬなら、勉強を始め人生をやり直す。

ヴィヴィアンにテーブル・マナーなどを教えたり、エドワードにさりげなくヒントを出すホテルの支配人も、粋でしたね。

どんなに裕福でも、どんなに着飾っても、人は完ぺきではないもの。お互いに、足りない部分を埋めたり、可能性を伸ばせる間柄、奇跡の出会いに感動しました。

ロイ・オービソンの「オー・プリティ・ウーマン」が主題歌に起用されリバイバルヒット。

ブティックで飲み物やピザが出るのはいいですね。ユニクロだと、色違いのお引き取り日の伝票くらい。スタンプたまると、マフラーや手袋、ダウン・ジャケット、貰えます😅😅😅
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