こぼちゃん

長ぐつをはいたネコのこぼちゃんのレビュー・感想・評価

長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)
4.0
監督 クリス・ミラー、脚本 トム・ウィーラー、原案 ブライアン・リンチ、ウィリアム・デイヴィス、トム・ウィーラー、3人のアウトローが悪党を相手に、伝説の魔法の豆を手に入れる。

原作『長靴をはいた猫』ジョヴァンニ・フランチェスコ・ストラパローラ、シュレックのスピンオフ。

第84回アカデミー賞では長編アニメ映画賞にノミネート

ネコのプスは孤児院で育つ。長ぐつをはいており、無実の罪で賞金首になっている為に身を隠しながら生活費を稼いで暮らしていた。暴力的、胡散臭さ溢れるジャックとジルが魔法の豆を持っていると言う噂を耳にする。

覆面ネコと戦うと、女性で名前はキティ。そしてそこには無実の罪の元凶に関わる、ハンプティ・ダンプティと再会する。三人は、成り行きで、一緒に事を進めだすが。

グリム童話の『ジャックと豆の木』、イソップ寓話の『ガチョウと金の卵』、シャルルの『長靴をはいた猫』(もとは欧州の民話)を上手く、取り混ぜて、スペインのエッセンスで味付け。

猫の仕草や習性が可愛い。うるっとした目、光をチラチラさせると、つい追いかける。両手を上げろではなく、肉球を見せろ。高い処から落としても、くるっと回り着地可能。巷では、夜中には二本足で立つ。金魚鉢や資料入れの箱にも液体のように体を変形させて入れる都市伝説。

実際に、興味あることや驚くと、二本足で立ちますよね。金魚鉢や狭い場所も体が柔らかいのと毛がフサフサしてるけど本体は小さいのが理由。

小さい時は爪を出すけど、慣れてくると爪を隠してご主人様を傷つけない。昼間、日の当たる縁側とか、おこたの近くで寝ているから、変な時間に動き出したり、ご飯食べたい時と甘える時だけ、スリスリしてくるのも可愛い(単なる親馬鹿です、あっ、今は飼ってないけどね、あっ、親と言っても血は繋がっていないけど、あっ、馬でも鹿でもないけどね)。

スペインの音楽やタンゴが格好いい。でも、バーで頼むのはミルク。犯罪は犯していないプス、孤児のプスを育ててくれたママに弱い。女性に優しく、キザな言葉を言うのは情熱の国らしいですね。

猫まんまは、地域によって、鰹節をかけたご飯と、汁をかけたご飯の意味があるそう。お味噌汁をかけたり、水飯・湯漬け・茶漬なと。カレーはどうする???

イヌ、ネコともに腎臓の能力が弱く、塩分は控え目じゃないといけないらしい。玉ねぎ、にんにく、チョコレート、レーズンも禁止。

小さい頃、何代目かの猫がいなくなった理由は、あわわ😅😅😅
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