Jaya

ティファニーで朝食をのJayaのネタバレレビュー・内容・結末

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

よく分からない出張キャバ嬢のようなホリーとヒモ兼作家のポールが色々あってくっつくお話。猫が一番良い演技。

ホリーがハマッてなかった印象。演出含めて、ホリーの心の細かい機微まで描けていなかったように見え、単なるバカ女のようでしたし、出来事も全て唐突。

前半は笑いどころが悉く滑っていたこともあって、全く面白くなかったです。スノッブなしょうもない価値観を延々と見せつけられているようでした。

後半に入り、ホリーの価値観にまで主題が及ぶと、尻上がりに面白くなっていった印象でした。それでも流れに無理を感じましたが。ラストシーンは開始10分くらいには予想できたくらい王道でした。猫びしょ濡れで可哀想でした。

オードリーの魅力は伝わってこなかったですし、ティファニーの存在感も大してないように感じましたが、王道なだけに楽しめるものはあった作品でした。
Jaya

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