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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまでのminorufukuのレビュー・感想・評価

3.7
タイタニックでカップルを演じたディカプリオとケイト ウィンスレットの再共演作。しかも監督が当時のケイト ウィンスレットの旦那さん。

ブルーバレンタインと並んで、結婚を控えたカップルや倦怠期の夫婦は絶対に観てはいけない映画。あとタイタニックの甘いラブストーリーが好きだった人はキツイかも。

1950年代のアメリカが舞台。新興住宅地に住み、夫は安定したサラリーマンで、子宝にも恵まれた一見幸せな家庭なのだが、夫婦揃って今の暮らしを虚しく感じているという設定。本当はこんなはずではなかったのになあ、てな感じで。そして、少しずつ夫婦の関係が壊れていく様がホラー。
劇中、数度に渡って大声で罵倒し合う本気の夫婦喧嘩シーンが壮絶。ディカプリオは理詰めの正論で妻を諭そうとするのだが、そういう態度が奥さんからするとムカつくのだろうなあ。モメまくり。奥さんが怒ってるのはおそらくそこではないぞ。

監督のサム メンデスはここ2作の007シリーズを手がけているが、本来はこういう泥沼映画の方が得意なのかも…
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