わかめ昆布

蛍火の杜へのわかめ昆布のレビュー・感想・評価

蛍火の杜へ(2011年製作の映画)
3.3
憂鬱な秋に爽やかな夏映画というのも中々に乙。
緩急無しで一定のペースで進んでいく、丁度良い心地よさの塩梅。音楽も映像に独特の雰囲気を与え、有りそうでなかった空気を醸し出している。

水面をはじめ、自然の描写が綺麗。
お祖父ちゃんとのスイカもしゃもしゃシーンの馴れ合いすぎない配置など、人対人、人対妖怪、蛍対ギンの距離感に日本人的なモノを感じた。「良い塩梅」の世界観。疲れた時の箸休めに◎
わかめ昆布

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