NoAceJustYou

P2のNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

P2(2007年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

2022/01/19鑑賞。62点。
トムがそもそも警備員ではなく、この日のために警備員になりすましたのでは?と思った。
既に出勤済みの別の警備員を監禁あるいは殺害してなりすましたのかと…。

〈見所〉
・一部では、変態的な純愛物語と呼ばれている
・白人にアフリカ系、アジア系と人種豊かなエレベーター。何かメッセージがあるのかと思った
・クマのぬいぐるみ
・カリフォルニアワイン🍷
・あんだけ衝突してエアバッグ出ない車って無能じゃない?
・回転エルビス・プレスリー

〈あらすじ・ネタバレあり〉
クリスマス・イブのニューヨーク。
中間管理職のアンジェラ(演. レイチェル・ニコルズ)は、クライアントからの依頼で残業に追われていた。

やっと残業を終えたアンジェラは、隣州のニュージャージーに住む姉家族に会いに行くことに。
地下2階に駐車した車のエンジンがかかないので、警備員のトム(演. ウェス・ベントリー)に助けを求める。
タクシーを呼んでもらおうとするが、車を直した方が賢明では?とトムに言われて彼に修理をお願いする。
だが、結局車は修理できず、タクシーを呼ぶことにする。タクシーに乗るためビルから出ようとしたところゲートが開かず、タクシーは痺れを切らしてアンジェラを置いていなくなる。

アンジェラは、ゲートを開けるよう警備室に頼みに行く途中で、背後からトムにクロロホルムを吸わされて気を失う。
意識を取り戻したアンジェラは、スーツから白いドレスに着替えさせられており、足首には頑丈な鎖がつけられていた。

トムは以前からアンジェラを知っていたが、逆にアンジェラはトムの存在を認識していなかった。トムは、アンジェラの家族のことも調べ上げていており、「今日は僕と過ごそう。家族との予定はキャンセルして」と言って目の前で電話させる。

トムはアンジェラの足の鎖を外して車に乗せると地下1階に上がって、あらかじめ椅子に縛り付けていたアンジェラの上司・パーカーと引き合わせる。
パーカーは、車内のクリスマスパーティーでアンジェラに迫ったことがあり、その一部始終を監視カメラで見たトムがブチ切れたのだった。
トムは、警棒でパーカーの顔面を何度も殴りつけた後、車で彼を轢いて殺す。
衝突タイミングで車のロックが解除されたので、アンジェラは警備室に戻ると携帯をゲット。

だが、トムと彼の番犬・ロッキーが追ってきたので、アンジェラはエレベーターに立て篭もる。
トムは大量の水をエレベーターに流し込み、浸水で動けなくなったアンジェラはエレベーターのドアを開けて地下3階に逃げ込む。

非常時用の斧を手に入れたアンジェラは警備室に戻るが、忍び寄ってきたトムにスタンガンで失神させられる。
トムがアンジェラを車のトランクに監禁した直後、「ビルで叫び声を聞いたと通報があった」と制服警官が訪ねてくる。
一通り見回った後警官は帰って行く。トムが警官の対応をしている隙に、トランクから脱出を果たしたアンジェラ。
アンジェラは、トムが放った番犬・ロッキーをバールで串刺しにして殺す。
ロッキーを殺されて怒り狂ったトムを殴って、彼から車のキーを奪ったアンジェラ。
車を見つけると地上を目指して突っ走る。トムも車で追いかけてきて、2人はチキンレースで対決。
ビビったトムがハンドルを切り、その間にアンジェラは車を猛スピードで飛ばすが、横転してしまう。

アンジェラは気を失ったフリをし、駆け寄ってきたトムの目を鋭利な破片で突き刺し、彼の手首とハンドルを手錠で繋ぐ。
アンジェラはトムを置いてその場を去ろうとするが、彼が吐いた「メス犬」と言うワードにプッツン。車からガソリンが漏れていることを確認すると、火を放って生きたままトムを焼く。

アンジェラはやっとの思いでゲートキーを手に入れ、朝を迎えたマンハッタンの街に出ると警察官に保護される。
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