デコボコ銀行強盗団を描いたロマンスコメディ作品。

ブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントンがW主演、ケイト・ブランシェットがヒロインを演じる。

オレゴン州立刑務所で服役中のテリー（ビリー・ボブ・ソーントン）とジョー（ブルース・ウィリス）が、所内に止めてあったミキサー車で脱獄する。
二人は、正反対の性格なのに意気投合し、スタントマンの従弟を仲間に引き込み、連続銀行強盗を行う。
彼らの手口は銀行支店長の自宅に前日から泊まり込んで翌日早朝に支店長に金庫を開けさせることから、お泊り強盗として知れ渡る。
ある時、テリーが人妻ケイト（ケイト・ブランシェット）の運転する車に跳ねられてしまう。
夫に相手にされず希望を失くしていたケイトが、この交通事故をきっかけに強引に一味に加わる。
赤毛のケイトはふたりを好きになり、女一人と男二人の奇妙な関係が生まれる。
　強盗その１　逞しくてハンサムで野心的　
　強盗その２　すごく優しくて賢くて素敵なひと　　
そして一味はメキシコのアカプル湖のパラダイスを目指す！　　
女一人と男二人の三角関係の行方は如何に？

ロン毛のブルース・ウィリスや、”ヒーロー”の曲に合わせて踊るケイト・ブランシェットが笑えます。
テンポよく軽快にストーリーが展開し、ユーモアいっぱいで楽しめます。
銀行強盗をされる方も楽しんでいるという発想が凄い。
ラストのオチも見事です。

「銀行を襲い罪のない女性を誘拐　無情にも互いを撃ち殺した
他はすべて噂と憶測　それが伝説となる　結局は我々が英雄にしたいだけかもしれません」（テレ東版）　　　

2023.6　テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替：原口真由美 訳）
2020.12　BS-TBSで鑑賞（吹替）

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銀行強盗を繰り返すジョー (ウィリス)とテリー (ソーントン)は、さながら『俺たちに明日はない』のボニー＆クライドのようだ。

異なる点と云えば…暑苦しい男２人(失礼！)であること、そして絶対に人を傷付けず紳士的に？事を成し遂げる “お泊り強盗” をポリシーとしていることである。

中々イカしてるウィリスのロン毛やソーントンの貼り付けたモミアゲなど、強盗の度にバリエーション豊かな“変装”が楽しい。

更に、一癖も二癖もある主婦ケイト (ブランシェット)とスタントマン志望の青年ハーヴィー (ギャリティ)も仲間に加わり、見事な手口で我々を騙してくれる。

カワイコちゃんにうつつを抜かし、一瞬ハラハラさせるハーヴィーが、何故 “スタントマン志望”の役どころなのかは、観て納得、観てのお楽しみだ。

228 2020

2000年代のクライム・コメディ です。

ブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントン、ケイト・ブランシェット、豪華共演。

3人の化学反応がとても魅力的でした。

それぞれの掛け合いが楽しい。

コミカルなエピソードやテンポの良い展開は、さすがバリー・レヴィンソン監督ですね。


ジョー（ブルース・ウィリス）と相棒テリー（ビリー・ボブ・ソーントン）は、オレゴン州立刑務所に服役していたが、バス事故を利用して2人とも脱獄に成功する。

2人は落ち着いた新生活を始めるため、ひとまず資金作りのために銀行強盗を計画する。

彼らの手口は独特。

夜間に銀行支店長宅に押し入り、家族を人質にとり、翌日出勤した支店長に金庫を開けさせるというスタイル。

これが“お泊り強盗“としてメディアで取り上げられ、有名になっていく。

ある日、満たされない主婦ケイト（ケイト・ブランシェット）が偶然巻き込まれ、奇妙な三角関係がスタートする。

3人のロマンスの行方は？

そして、3人の逃亡生活はどうなる…