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市川馬五郎一座顛末記 浮草日記
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『市川馬五郎一座顛末記 浮草日記』に投稿された感想・評価

知らないだけで実は私たちは不幸なんだよということを(当時の)観客に訴えつつ、華もユーモアも満載で娯楽作品としても最高な大傑作! 上記の意味で言えば超苦手なアニメ『この世界の片隅に』の対極にあるようにも思えました。

ドサ廻り貧乏劇団の群像劇な前半も素晴らしいけど、寂れた鉱山町に舞台を移して炭鉱労働者たちと出会ってからが爆発的に面白くなる。まるで二部構成。

こんなにおきゃんでキュートな津島恵子は見たことがないというくらい彼女が最高! 路上での客寄せの時に「ストリップはねえのかっ!」とヤジられて、それまで威勢良しだったのに「みんながどうしてもと言うなら習いに行くけどサー、それまで今の芝居を観ておくれヨー」と恥ずかしそうに答えるのには大笑い。そして今思い返すと何故か泣ける最高のシーン。

仲代達矢がいつものギョロギョロした眼差しをしていなくて気づくのに時間がかかった。あの眼差しは元々ではなく演技だったんですね。。

ストのリーダー、浜田寅彦がちょっとインテリ過ぎるところもあるけど場を引き締めていた。彼が「世間を知らずの君たち…いや、世間を知らないようにされている君たち」と言い換えるところでは思わず息を飲む。

東野英治郎が「まともに働いていたら今頃は…」と自分の役者人生を悔いてしまう場面には身につまされて泣きそうなった。。

悪徳興行師・小沢栄太郎に刃向かうと干されてしまうと怯えるところでも『この世界の片隅に』を思い出した(のんちゃんこと能年玲奈の件)。

何かにつけて「アカだろ?」と異常に疑って笑わせる菅原謙次は無駄に入れ墨とかしてて良い兄ちゃんだし、子供(大空ひばり!)に優しくされてウルッとする小沢昭一などはもちろん大量の登場人物全てに何かしらスポットが当てられているのも流石。

ストを背景ではなくストそのものを描いた超社会派でありながら笑いあり涙ありの超娯楽作品。良作過ぎてマイ日本映画史に残りそうです。そのくらい好き!
mh
-
1950年代前半の頃の旅回り一座の話。
極悪興行師のいいなりになっている、ひとのいい年老いた座長という設定にそもそも無理がある気がするんだけど、原作は戯曲とのことでだったら納得。テンポの良さ、軽妙な会話など、実に演劇的で、ようするに気持ちいい。
人気劇団の話題作を、山本薩夫お得意のオールスターキャスト大量エキストラ大掛かりセットで再現してある。
画面は明治大正期の雰囲気なのに、時代は朝鮮戦争の頃。ジェット戦闘機の音が聞こえてるのが、素晴らしい違和感。(原作である「市川馬五郎一座顛末記」は八王子にあった劇団新制作座の戯曲。横田基地が近い八王子ならではのプロット)
原作者かつ劇団代表の真山美保と山本薩夫は共産党つながりだったんだろうけど、この映画の後半も急激にアカっぽくなって、前半の貧乏劇団ストーリーはどっかにいってしまう。このあたりで評価が分かれそう。
独立プロ時代の山本薩夫作品に見受けられる「ラス前の急な左ハンドル」を楽しんできた手前、この映画のもいやとは思えなかった。
アカだからと警戒している劇団員もやがて打ち解けるんだけど、いやいや、めちゃくちゃ胡散臭いんですけど?
まあ、労使闘争を題材にしたコメディという認識でいいみたいなので、リアリティがどうこうとかは、的はずれな指摘かな。
今回も面白かった。
3.5
この作品も良作です❗️私も頑張らねば!って元気付けられます…。

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