大正時代。盲目の旅芸人おりんは、平太郎という大男と出会い、一緒に旅を続けることに。平太郎は行く先々で献身的におりんの世話を続けるが、ある日、彼が留守の隙におりんが別の男に手籠めにされてしま…
>>続きを読む津軽三味線の大家、故初代 高橋竹山。明治に生まれ、幼少期に煩った麻疹が元でおおよその視力を失う。北東北の過酷な環境の中、庶民の暮らしは貧しく、福祉もまだ整わない時代、唯生きていく為に三味線…
>>続きを読む相場に失敗した父のために、金の力で大地主・笠井の元に輿入れした浪路。かねてよりSM嗜好がある笠井にとって、浪路は格好の獲物であった。そんなある日、笠井の妹・秋子が帰郷。が、その妹の前でも笠…
>>続きを読む若い頃、生まれ故郷を売ったヤクザが、流れ流れて再び故郷に戻ってきたが、村人たちの冷たい目に反発、自暴自棄に陥っていく。ところがこのはぐれ者を、前科者のヤクザや出戻り娘ら陽の当たらぬ場所に住…
>>続きを読む高水春男は軍人に憧れるも、そのど近眼と容姿のまずさで徴兵検査で落とされてしまう。そこで春男は落語家になろうと上京し、何とか金楽師匠に拾ってもらい修行を始める。しかし、なかなか芽が出ることが…
>>続きを読む東京のバーで働くイサ子がヤクザの徹男と津軽のさびれた漁村に帰郷した。徹男は外部の幹部を刺して追われる身。イサ子は彼をかくまい、死んだ父と兄の墓を建てるつもりだった。海辺の小屋で2人の新生活…
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