津軽三味線の大家、故初代 高橋竹山。明治に生まれ、幼少期に煩った麻疹が元でおおよその視力を失う。北東北の過酷な環境の中、庶民の暮らしは貧しく、福祉もまだ整わない時代、唯生きていく為に三味線…
>>続きを読む大正時代。盲目の旅芸人おりんは、平太郎という大男と出会い、一緒に旅を続けることに。平太郎は行く先々で献身的におりんの世話を続けるが、ある日、彼が留守の隙におりんが別の男に手籠めにされてしま…
>>続きを読む10年ぶりに父の親友・松本を訪ねた在日朝鮮人の相俊。松本には日本人の妻と高校生の少女がいたが、相俊は少女を知らなかった。翌年再訪すると、少女は日本人の両親に捨てられ、朝鮮人の松本が拾い、朝…
>>続きを読む東京のバーで働くイサ子がヤクザの徹男と津軽のさびれた漁村に帰郷した。徹男は外部の幹部を刺して追われる身。イサ子は彼をかくまい、死んだ父と兄の墓を建てるつもりだった。海辺の小屋で2人の新生活…
>>続きを読む若狭彦神社の境内で奉仕の日々を送る比丘尼。ある時は浮浪者扱いされている老人に尽くし、またある時は犯罪者や異常性欲の中年男、そして狐つきの娘のためにさえ自らの体を開いてなぐさめる。だが比丘尼…
>>続きを読む日光街道玉村宿に入った紋次郎は、かつて命を救ったことのある常平からお光という女郎をあてがわれ、その身の上話から彼女が幼い頃に別れた実の姉であることに気付く。そんな中、紋次郎はお光の借金を発…
>>続きを読む太物問屋の息子・仙吉は、無鉄砲で血の気の多い性格から殺人を犯し大阪を追放され博徒となり、放浪の最中に瞽女のおりんと出会う。やがて2人は幕末動乱の京都に居を構え、仙吉はおりんのために賭場での…
>>続きを読む高水春男は軍人に憧れるも、そのど近眼と容姿のまずさで徴兵検査で落とされてしまう。そこで春男は落語家になろうと上京し、何とか金楽師匠に拾ってもらい修行を始める。しかし、なかなか芽が出ることが…
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