橋のない川 第二部の作品情報・感想・評価

橋のない川 第二部1970年製作の映画)

製作国:

上映時間:140分

ジャンル:

3.7

『橋のない川 第二部』に投稿された感想・評価

お伝
4.0
米騒動から水平社宣言まで。そうだ、団結すればいいのだ。やられっぱなしで黙っていられるか。令和の今ならもっと大規模に出来るのではないか。

第一部に続けて第二部も見ることができて良かった。

製作上の困難が多く、順調には進まなかった…というのが何となく感じられた。
子どもたちが成長して大人になり、さらに就職や恋愛・結婚の差別の厳しさが描…

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このレビューはネタバレを含みます

序盤が少し退屈だったけど、中盤の米騒動のシーンから盛り上がってきた。人数が多いだけあって迫力がある。団結して何かを遂げようとするのはやっぱり感動する。

孝二が劇中ずっと受け身でなにか行動することも…

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本作は上映妨害を危惧して、劇場公開されず、有楽町読売ホールでの公開。ラストの水平社宣言まで、波乱万丈の展開。映画としての面白さも備えた怒りと感動の力作。今井正が全身全霊で作り上げ、役者も伊藤雄之助が…

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ずっしり重い社会派映画後編。虐げられた環境の中でも大人になった誠太郎と孝二兄弟、米屋の奉公に真面目に勤める誠太郎はそこの娘からの恋路を反対され暇を出される。孝二は学歴あっても勤め口なく靴職人で糊口を…

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5.0

 こういう映画を見て冷笑的な評価をする人間にだけはなりたくないと思う。
 劇中でなされている主張が正しいかそうでないかは置いといて、一人の映画監督が全身全霊で何かを叫んでいるというその真摯な姿に心を…

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このレビューはネタバレを含みます

何だかなぁ...

正しい事でも解決方法を間違えると問題行動となるよね。
何も言わずに堪え忍べとは言わない。
が、悪に悪を返すのは得策ではない。

1871(明治 4)年に布告された「差別されてきた…

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mh
-

青年編。
徴兵や米騒動。はかのいかない恋愛を通して被差別部落問題を描く。
第一部にはなかった皮革製品の工場も登場した。肺結核のくだりで「三期」といってた。そういう分類があったかとググったけど出てこな…

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1970年に公開の「橋のない川 第二部」は、前年に公開された第一部の続編なので続けてみたい作品。時代背景としては1918年(大正7年)の米騒動とシベリア出兵が主人公たちが関わる中心的な事件で、ラスト…

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住井すゑの小説「橋のない川」を知ったのは、自分が何歳の時だったかハッキリしない。近年は“被差別部落”と言う単語を知らない方も多いのでしょうか?1部から7部まで累計で800万部を越えるとあるから、沢山…

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