みや

ハリー・ポッターと謎のプリンスのみやのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ヴォルデモート卿の過去の軌跡を辿り、最終決戦への鍵を見つけるシリーズ第6作。

原作既読。今回も長編を上手く2時間半に纏めていて、ストーリーは超特急で展開するが、十分に面白かった。

メインストーリーがさくさく進む一方で、ハリーたちの恋愛模様は充実して描かれていたように思う。クリスマスにウィーズリー家が襲われてハリーとジニーが二人で対処したり、教科書を必要な部屋に二人で隠したり、原作にはなかったエピソードが増えていた。個人的にはジニーよりもルーナちゃんの方が好きだから残念な気持ちがあるけれど、ルーナちゃんの出番も原作より増えていたので良しとしよう。

寝込むロンを挟んでハーマイオニーと女の子が言い合っているのを先生方が後ろで見守っている様子が楽しかった。スネイプ先生、不似合いすぎるでしょ笑。この二人の関係が最終作でどうなるのかは非常に楽しみ。むしろメインの戦いよりも気になる。

みんなが学校で青春を満喫している中、ドラコ(マルフォイ)がたった一人で孤独に過ごしている姿が物凄く好き。哀愁が漂いまくっている。原作ではドラコが何をしているのか終盤まで分からないけれど、映画ではその過程の様子やスネイプ先生と話している場面が描かれていて面白かった。私服が一人だけ黒スーツとかかっこよすぎじゃない?

幸運薬を飲んでる時のテンションMAXな小野賢章に笑ってしまった。嘘くさくてかわいい。
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