もうグッダグダ。ドラマシリーズでやるべきだった。
というか主人公トリオを愛でるだけのキャラ萌え映画になってしまったね。などと言いつつ、ロンのライバル（イケメンは脇役ばかり）に錯乱呪文かけるハーマイオニーとか、昔のスネイプのおかげで魔法薬の授業で躍進するハリーに嫉妬するハーマイオニーとか、相変わらず馬鹿丸出しのロンにぶち切れるハーマイオニーとか、確かに最高だったけどさ。
肝心なところ省略するくせに恋愛成分はマシマシ。とりわけ映画のロン×ハー描写は丁寧で、思えば初期から原作にない描写を追加していた。２作目で生還したハリーには平気で抱きつくのにロンには途中でやめたり、３作目でヒッポグリフにハリーが乗る場面でビビってロンの袖をつかんだり。
あと最後、原作と違ってマルフォイがダンブルドアを武装解除していないから、最終巻の伏線が成立しないと思うのですが（あの杖の設定自体、後付けっぽくてイマイチだけど）。
もうひとつ言いたいことがある。「プリンス」はスネイプの母親の姓であり、決してスネイプは自分を「王子」と呼んでいたわけではない。
