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エボラ・シンドローム/悪魔の殺人ウィルスのhorahukiのレビュー・感想・評価

3.6
南アフリカでエボラに感染した主人公が、人肉エボラハンバーガー作ったり、エボラウィルスをばら撒きまくったりするバイオテロ系コメディホラー。

『ブレインダメージ』に続きこれまたかなり下品な作品&感想になっちゃってるのでご注意ください!!

あらすじ…
香港で人殺しをして南アフリカに逃げた主人公。そこでコックをしていたが、安い豚を仕入れるために店長に連れられて先住民のもとを訪ねる。そこで、急に倒れた現地の女性を今がチャンスとばかりにレイプ。実は女性はエボラに感染していた。でも主人公には抗体があり、健康体のままウィルスを撒き散らすキャリアーになってしまい…。

主人公が最悪なクソ野郎!
浮気がバレた逆恨みで子どもの見る前で両親をブチ殺し南アフリカへ逃亡というクズさを冒頭で早速発揮。そして、逃亡先の南アフリカでもクズさを遺憾なく見せつけ、客に出す生肉使ってオ◯ニーしたり、食事中(肉料理)の客たちの間をプンプン臭う豚の死体担いで通ったり。もちろんオ◯ニー肉はそのまま調理して客に提供…(^_^;)

それだけに止まらず、「人肉ハンバーガー〜エボラ入り〜」を大量に作って常連客に振る舞うイカれっぷり。そして食人映画の定石通り、人肉ハンバーガーは客には大好評(笑)もちろん全員エボラに感染というオチ付き…。

香港に戻ってからも、クシャミしたりツバを吐いたり、鼻くそを売り物の服になすりつけたり、飲みさしのビールを人に渡したりと完全にバイオテロリストと化す主人公。しかもエボラに感染してることに気づいてなくて無自覚でやってるからタチが悪い…。

銃を突きつけてくる警官隊に対して自分のツバを吐いて殺り合うという、笑っていいのかわかんないけど笑えるアクション?シーンもあるし、その圧倒的な殺傷能力考えると、本作の主人公はある意味映画史上最凶の殺人鬼かもしれません(笑)

エボラ出血熱という実在の感染症を題材にしつつも、医学的に正しいのかとか世間への配慮なんて全く気にせずに不謹慎極まりないアホ展開を最後まで貫き通してしまうハーマンヤオ監督の勇気が凄いし、香港映画界の懐の深さを実感しました。あの伝説の『八仙飯店之人肉饅頭』も見てみたいです♫

とにかく最低最悪な映画ですけど、このぶっ飛びっぷりが楽しい映画でもあるので、下品で汚い映画が好きな方には是非見ていただきたい作品です!