▪️Title : 「若草物語」
Original Title :「Little Women」
▪️First Release Year:1994
▪️JP Release Date :1995/07/01
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-357 再鑑賞
🕰Running Time:115分
▪️My Review
とても愛に満ちた優しい、そしてすこし悲くて、でもとても温かいそんな作品ですね！！
６度も映像化されている皆んなに愛されている作品なのでそのストーリー、脚本は申し分はありません。そんな中でも、ウィノナライダー版の本作はさらに瑞々しくしっとりした味わいがあります。個人的には、最も評価の高い、キャサリン・ヘップバーンが次女のジョー役を演じている1933年作品と本作が並んで好きです。それぞれ、姉妹の設定に多少違いがあり、当然ながら似ているエピソードも登場するので、作品を比較してみるのも面白いですね。
とにかく、涙なしでは見られない感動のドラマであり、ジリアン・アームストロングは本作でもそれを継承し、きれいごとばかりではない、ドラマのもう一つのテーマである、人生の厳しさもきっちりと描いています。そして、ドラマを盛り上げる、トーマス・ニューマンの美しい音楽は特に印象的です。
そして、キャスティング！！ウィノナ・ライダーの躍動感と情熱的な演技が、ジョーにぴったりですし、キルスティン・ダンストのこまっしゃくれた要領のいい末っ子も素晴らしいですね。今も昔も変わらない母親と娘、そして姉妹の絆に感動させられること間違いない作品です。
内容は。。。
戦地に赴いた父が不在のマーチ家で、母のもとで暮らす四人の姉妹。物語は彼女達のときめき、戸惑い、夢に生きる毎日、そしてやがてそれぞれの人生に翻弄されてゆく姿を、叙情的に、かつ新鮮に描いてゆく、そんな作品です。
6/12公開になる『ストーリー・オブ・マイライフ　わたしの若草物語』の感情前に予習がてら鑑賞するのもオススメです！！

▪️Overview
様々な試練に立ち向かいながら力強く生きていく4人姉妹の成長を描いた、ルイザ・メイ・オルコットの名作小説の6度目（テレビムービー1作を含む）の映画化。「わが青春の輝き」「燃えつきるまで」のジリアン・アームストロング、「バットマン　リターンズ」の女性プロデューサーのデニーズ・ディ・ノヴィらスタッフ、キャストにハリウッドの才媛たちが集まり、名実ともに女性映画の決定版となった。脚本はロビン・スウィコード、音楽は「セント・オブ・ウーマン　夢の香り」のトーマス・ニューマン。19世紀アメリカ建築を徹底研究した美術はヤン・ロールフス、衣装は「フィラデルフィア」のコリーン・エイトウッドが担当。出演は原作者の分身たる次女役にウィノナ・ライダーが扮するほか、スーザン・サランドン、ガブリエル・バーン、トリーニ・アルヴァラード、キルスティン・ダンスト、サマンサ・マシス、クリスチャン・ベール、エリック・ストルツら。（参考:映画.com）

大好きなグレタガーウィグがこれまた大好きなティモシーシャラメとエマワトソン（エマストーンだったらもっと熱かった）そしてローラダーン、メリルストリープなどの大女優と共にこれをリメイクするとあっては、予習しない訳がない！！とてもとても素敵な話で、これをグレタがどのように魅せてくれるのか一層楽しみになった。

19世紀後半のアメリカで母親と住む4姉妹と隣の家の坊ちゃんを中心に進むこの話は、筆者の自伝とだけあって嫌味が全くないほど等身大で且つセリフや衣装がとても美しい。この90年代バージョンもリメイクだけど、キャストがこれまたウィノラライダー、キルスティンダンスト、スーザンサランドン、そしてクリスチャンベイルと豪華。特に幼いキルスティンは可愛すぎ。

クリスチャンベイルが演じた隣の家の坊ちゃんローリーはピアノが弾けて、フランス語、イタリア語が堪能なちょっと変わった美少年。ってティモシーシャラメのためにあるようなキャラやん？クリスチャンベイルも良かったけど、ティミーにやらせた方が何倍もハマっちゃうと思った（笑）。他のキャストだけど、ウィノラライダーが演じた主役のジョーはシアーシャローナンがやるみたい。結構エマワトソンがやるって噂されてるけどエマは長女のメグ役の方っぽい。まぁ全てまだ交渉中の段階ではあるけど…。とにかく待ちきれないよー！っていう僕みたいな人はまずはコレを観るべし！（笑）

実話を元にした映画！！

かなり感動した。

小説の方も読んでみる。